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ブログ記事

今シーズン(2021/2022シーズン)の、当院でのインフルエンザワクチン接種について、以下のように決定しました。

<接種期間>

2021年 10月12日(火)~12月23日(木)まで

<接種時間枠>

月・火・水・金曜日:夕診で、一般診察と平行して接種を行います。
予約は16:00~18:00の日時予約です。

火・水・木・金曜日:朝診で、一般診察と平行して接種を行います。
予約は9:30~11:30の日時予約です。

完全予約制です。
予約無しで来院されても接種できません。

(ご注意)

※予約枠は上記の時間帯で日時予約ですが、一般診察と平行して行いますので、接種時間は多少前後する事があります。
接種前後のご予定には充分な余裕をもってお越し下さい。

※昼診でのインフルエンザワクチン接種はありません。


<予約受付>

Web予約:9月29日(水)19:00(午後7時)~予約受付開始。

※予約ができる時期の少し前になりましたら、インフルエンザワクチン予約専用のメニューが出現します。
※PC、携帯、スマホから利用可。当院の診察券をお持ちの方のみとなります。
 当院の診察券をお持ちでない方は、予約できません。

電話・窓口での予約はできません。


<予診票>

インフルエンザ予防接種予診票_v3.1.pdf

<料金>

3000円/回


<注意事項>

○当院では1歳未満の乳児には接種いたしません。

○12歳以下の方は、必ず2回分をまとめてご予約下さい。

○13歳以上の方は、1回接種です。

○他のワクチンとの同時接種は行いません。

○インフルエンザワクチン接種と同時に保険診療や健診なども、行いません。

○公費負担(65歳以上など)には一切対応しておりません。

○卵アレルギーで完全除去中の方は、原則として接種しません。どうしても接種したいという方は、予約前に一度受診してご相談下さい。
 なお、少しでも卵を食べて症状がないことを確認できている方は通常通りに予約・接種できます。

○キャンセルされる場合は、必ずご自身でインターネット(web)でキャンセルされるか、クリニックまで電話でご連絡をお願いします。キャンセルされずに予約当日に来院されなかった(無断キャンセル)場合、以後のネット予約および当院でのワクチン接種ができなくなる場合があります。

○来院前にあらかじめ予診表に記入してお持ち頂ければワクチン接種がスムーズです。印刷できる環境がない方には、事前に窓口でお渡しすることもできますので、是非ご利用ください。

○例年、この時期にはインフルエンザ予防接種に関連するお電話でのお問い合わせや予約の申込みが非常に多く、急を要する問い合わせの電話が繋がらないなど、通常の診療に大きな支障がでる事態となっているため、お電話や窓口での予約およびお問い合わせには対応しません。インフルエンザワクチンに関するお電話によるお問い合わせはくれぐれもご遠慮ください。
ただし、予約をされた後の、急な病気などやむを得ない事情での予約変更やキャンセルに関しては、お電話や窓口でも対応させていただきます。

○Web予約のみですので、当院の診察券をお持ちでない方は予約できません。ご了承ください。


新型コロナと気管支喘息について

投稿者 j_sugimoto 日時 2021年6月27日

当院で特に治療に力を入れている病気に、気管支喘息があります。

今回は喘息と新型コロナについて、わかってきたことや考えられていることを、書いてみます。

気管支喘息を患っていることと新型コロナが重症化してしまうことにはあまり関連がなさそうとするデータがいくつも出ています。
そして、それ以上に最近言われているのが、どうやら、新型コロナに感染した人の中には、喘息を持っている人の割合が少なく、喘息があって適切に治療(コントロール)されている人は、むしろ新型コロナにかかりにくいか、あるいは、かかっても重症化しにくい可能性が、考えられています。
まだ、仮説のレベルですので、喘息のある人の方が重症化しにくい、と断言できるわけではありませんが、少なくとも、重症化しやすいということはない、とは言って良さそうです。

それはなぜか、というところで考えられている理由ですが、喘息の人が起こすアレルギー反応が、新型コロナが感染しないことに役に立っている、という仮説があります。
新型コロナウイルスは「ACE2」という受容体を足掛かりに体内に入って来ると考えられているのですが、このACE2受容体が、喘息のある(などのアレルギー反応を起こしやすい体質の)人では、減っているようなのです。
そのためウイルスの足掛かりが少なくて、ウイルスが体内に入ってきにくくなるのでは、と考えられています(あくまでも仮説です)。

また、いくつものデータで、喘息で適切に治療を行っている人の方が、そうでない(簡単に言うと治療をさぼっている)人よりも重症化しにくいことも示唆されています。

喘息治療で用いる吸入ステロイドには、気管支の炎症を抑え、空気の通り道を広げる作用があります。
新型コロナに感染して重症化すると、肺へ空気が入りにくくなってしまいます。一度潰れた肺胞は再度膨らむことが難しくなるため、肺の状態を悪くしてしまいますが、吸入ステロイドはこれに対し効果を示すのかもしれません。
また、吸入ステロイドは気道のACE2受容体を減らすという研究結果もあるため、ウイルスの侵入経路を減らす効果があるかもしれない、という仮説もあります。

あくまでも仮説の段階であって、具体的な証拠(エビデンス)はまだありませんが、喘息の治療で普段から吸入ステロイドをしっかり使っていることで、新型コロナに感染しづらくなったり、感染したときに重症化を抑えたりできる可能性があります。

また、内服薬に関しても、モンテルカスト(先発品ではシングレア、キプレス)が、内服していた人の方がそうでない人より新型コロナ感染率、重症化率が低かったというデータもでています。
同系統の薬であるプランルカスト(先発品ではオノン)でも同様の効果が期待されます。

以上、世界的にみて小児は感染者自体が多くないこともあって、データがたくさんあるのは殆どが大人(成人)、それも高齢者のデータなので、小児にも同じことが言えるかどうかは今後の検証が必要なこと、あくまでも現段階では殆どが「仮説」であることを留意する必要はありますが、少なくとも、喘息の人は、闇雲に新型コロナを恐れる必要はなく、今まで通りに、しっかりと適切に、薬を忘れないように気をつけて、治療を続けるのがとても大切だと言えると思います。
つまり、喘息のある人は、大人でも子供でも、しっかりと通院を続けて薬を正しく使い続けることが、結局は新型コロナから自分の身を守ることになるのです。


最近、患者さん(正確にはその保護者)から、新型コロナワクチンに関しての質問が時々あります。

その時点での私の考えを交えてお話させていただいていますが、正直なお答えは、
「わからないことが多すぎて何とも言えません」
ということになります。

現在日本国内で使用されている新型コロナのワクチンは、新しいウイルスに対してのワクチンであるということだけでなく、ワクチンそのものが全く新しい、今までになかったタイプのワクチンです。
そして、通常は臨床治験を慎重に進めて様々な検討を繰り返しながら、実用化されるまでにはいくら早くても数年はかかるものですが、世界的なパンデミックという特殊事情があるため、新型コロナのワクチンは、十分な期間の治験を経ずに実用化されています。
そのため、議論や判断できるだけのデータがまだあまりないので、ほとんどのことに対して、わからない、としか言いようがありません。

現状で言えることは、

○短期安全性は、今のところどうやら大きな問題はなさそう

アナフィラキシーが従来型のワクチンと比べてやや多い印象はあるのと、接種後、特に2回目接種の翌日は発熱・頭痛・全身倦怠感が出る人はかなり多いです。
しかし、安全性に今のところどうやら大きな問題はなさそうです。
接種後数日以内の死亡や脳出血などの報告はありますが決して多くはなく、それらの症状とワクチン接種との因果関係もはっきりしていません。

○長期安全性は全く不明

長期の安全性は長期間経たないとわかりません。
例えば10年後には「とても安全なワクチンです」と言えるようになっているかもしれませんが、打った人がみんな、とんでもない副反応に悩まされている可能性もないとは言えません。
逆に、10年後には、たくさんの素晴らしい効用があるからみんなぜひ打ちましょう、赤ちゃんにも積極的にうちましょう、となっている可能性もあります。
現時点でそれは全くわかりません。

○効果は、少なくとも短期的には、ある程度はありそう。長期的には不明。

海外のデータ(イスラエルやイギリスやアメリカ)では少なくとも短期的には、感染の予防と重症化の予防に関して、かなり高い効果があるようです。
日本での効果の検証はまだ進んでいません。これからです。
ただし、2回接種が終わってから新型コロナに感染、さらには重症化した報告もありますので、「ワクチンを接種すれば安心」とは考えない方が良さそうです。
あくまでも「感染や重症化の確率を下げる」ものであると理解して下さい。
ワクチン接種後も、手洗い・マスクなどの感染予防対策は必要です。
ワクチンをうったらマスクをしなくて良くなるわけでは決してありません。
また、短期的には感染予防効果はかなりありますが、長期的には不明です。
抗体依存性感染増強(Antibody-Dependent Enhancement:ADE)(ワクチンをうったせいでかえって感染したり重症化したりしやすくなってしまう)という現象が、懸念されるリスクの中で最も有名なものですが、それ以外も含めて、長期的な効果もリスクも、まだ何もわかりません。

現時点で長期的にもリスクはない、と断言している人は、現在の医学理論から「予想・想像」しているだけです。
新型コロナのことではなく今までの歴史で考えてですが、ワクチンにしろ薬剤にしろ、それまでの理論上は安全と言われていたのに、あとから有害な副反応や副作用が出てきた事例は、過去にいくつもあります。


○効果の持続期間は不明

今のところ、少なくとも半年~1年程度はワクチンの効果が続くと考えられていますが、毎年追加接種が必要なのか、2年に1回なのか3年に1回なのか、5年に1回なのか、まだ、わかりません。

○他人への感染をどれだけ減らせるかも不明

「周りの人に新型コロナをうつさないためにもワクチン接種を」という言い方をする人もいますが、ワクチンを受けた人から他人への感染をどの程度予防できるかは、まだあまり分かっていません。
ワクチン接種により他人への感染を減らせるとするデータもありますが、無症候感染が増えて感染に気が付かずにかえって感染を広める可能性なども言われており、どの程度感染を減らせるのか減らせないのか、まだわかっていません。


○新型コロナに感染することの長期リスクも不明なことだらけ

新型コロナ感染症そのものが新しい病気です。
ですので、新型コロナにかかった後、長期的なリスク(後遺症など)がどうなるかも、まだあまりわかりません。
ワクチンを打った場合にも長期的な副反応があるが、自然にコロナに感染すると、もっともっと恐ろしい後遺症がある、という可能性も大いにあります。
実際に新型コロナに感染した人たちをみていると、分類上は「軽症」であった人でも、何ヶ月にもわたって強い倦怠感や味覚・嗅覚障害に悩まされていたり、罹患後ずっと体調が優れない、という人は結構います。


以上をもとに、自己責任で、接種するかどうかを判断する必要があります。
何せわかっていることが少なすぎて、接種するにしても、接種しないにしても、一種の「賭け」のようなものだと私は思っています。
賭け・博打だとしても、うつかうたないか、判断しないといけないのです。
感染して「ワクチンを打てば良かった」と悔やむ方がマシか、ワクチンで短期的あるいは長期的な副反応があって「打たなければ良かった」と悔やむ方がマシか、自分自身がどちらのほうがまだ納得できるか。
そういう視点から、よく考えて、ワクチンをうつかうたないか、決める必要があります。

上で、よく考えて、と書きましたが。
さんざん考えて悩んだ結果接種しても、なんとなく接種しても、接種という結果は同じです。
色々考えて徹底的に調べた結果接種を見送っても、なんとなく怖いから接種を見送っても、非接種という結果は同じです。
その結果を(良い結果も悪い結果も全て含めて)享受するのは、ご自身(あるいはお子さん)です。
また、他人に対して接種を勧める人も、接種に反対している人も、誰も、その結果に対して責任を取ってはくれません。
明らかにわかるのは、新型コロナに関してこれだけ何もわかっていない現状で、わかったような顔をして、質問してもいないのに自分から他の人に強く接種を勧める人も、あるいは接種しないように強く勧める人も、驚くほど無責任な人だなぁ、ということだけ、です。
接種する・あるいはしないことに対して責任を取れるのは、自分自身だけですから。
「もっとしっかり考えて、調べてから、決めないとだめよ!」と言う人だって、結局はわからないことだらけの中での決断をしているわけです。
考えるための材料に乏しい現状としては、「下手な考え休むに似たり」かもしれませんね。

私自身の、あくまでも「現時点での個人的な印象」としては、
・概ね60歳以上ぐらいの年齢の方は、ぜひ接種した方が良い。短期的な重症化を減らすだけでも大きなメリットです。
・40代~50代ぐらいは、多分接種した方が良いような気がする
・20~30代はかなり微妙・・・
 重篤な基礎疾患がある人は感染した時に重症化するリスクが高いから接種した方が良い気がするけど健康な人は様子見が良いかな?
 感染リスクの大きい仕事かどうかなど、生活環境にもよるかな。
・10代あるいはそれ以下は、もう少し長期のリスクと効果がはっきりするまで接種しない方が良い。
 「わからない」ことが多いのがリスクとして大きすぎる。
という印象を持っています。くどいですが、あくまでも現時点では、です。
特に小児(中学生以下)への接種に関しては、接種するリスクの方が明らかに大きいと、現時点で私は考えています。
あくまで私個人の「印象」であり、しかも現時点では、という条件付きです。参考程度にしてください。
どの年代の方に対しても、強く接種を勧めることも、強く接種を控えるように勧めることも、しません。
だって何度も書くように、「まだほとんど何もわからない」ですから。
何が最良の選択だったかは、後世の歴史が証明してくれることでしょう。

長文失礼しました。


なお、現時点で、当院では新型コロナワクチン接種を行う予定はありません。
ただし新しいことがわかったり社会情勢の変化などによって、突然予定がかわる可能性はありますので、その場合はこのホームページ・ブログや院内掲示などで随時、情報発信していきます。


あけましておめでとうございます。

投稿者 j_sugimoto 日時 2021年1月3日

あけましておめでとうございます。

2021年も、より一層、良い医療を提供できるように、スタッフ一同、頑張ります。

新年は1月4日(月)から診療いたします。

今年も「すぎもとキッズクリニック」をよろしくお願い致します。


2020年末のご挨拶

投稿者 j_sugimoto 日時 2020年12月31日

今年、2020年も大晦日になりました。当院が開院してから6回目の大晦日です。
12月29日(火)で当院の2020年の診療は終了しました。
今年も多くの患者さんに御来院頂き、誠にありがとうございました。

今年は、なんといっても、新型コロナウイルスによって、世の中全体が大変大きな影響を受け、殆どの人の生活が一変した年でした。
当院のみならず、医療機関も、その診療内容を大きく見直したり、診療スタイルを変えざるを得ないことが数多くありました。
現在も、感染リスクを抑えながらより良い医療を提供するために、どうするのが現状ではベストなのか、勉強と試行錯誤が続いている毎日です。

これからも、地域の皆様のご期待に応えられるように、そしてより良い医療を提供できるように、スタッフ共々、より一層の努力と創意工夫を続けて参ります。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

それでは、良いお年をお迎えください。

 


ワクチン接種間隔のルールが変わります

投稿者 j_sugimoto 日時 2020年9月18日

今年、令和2年の10月1日から、ワクチン同士の接種間隔の規定が変更になります。

今までは生ワクチンを接種した後は4週間、不活化ワクチンを接種した後は1週間、他のワクチンは接種できない、というルールでした。
それが、種類の違うワクチンなら、原則として、間隔を空けなくても接種できることになります。

唯一の例外として「注射の生ワクチンと生ワクチンの間のみ4週間空ける」という縛りだけが残りますので、そこだけは注意が必要です。
注射の生ワクチンは、BCG、MR、水痘、おたふくかぜです。

なお、同じワクチン同士の接種間隔、例えば肺炎球菌ワクチンの場合は1回目から2回目の接種まで4週間以上あけるなどの規定は今まで通りです。

定期接種の場合は10月以降も今までとの違いを感じることはそれほど多くはないかもしれません。

ただし、これからのインフルエンザワクチン接種の時期には、今までとは違って、「インフルエンザワクチンの予定が自由に組める」ということになります。
インフルエンザワクチンは不活化ワクチンですので、前日などに他に(インフルエンザ以外の)どんなワクチンを接種していても関係なく接種が可能になり、また、インフルエンザを接種した後、直後でも他のワクチンを接種することができます。
(あまりないとは思いますが、生ワクチン⇒インフル⇒生ワクチンとうつ時に、生ワクチン同士が4週以上空くようには注意して下さい)

従来は間隔を空ける必要がありましたので、インフルエンザワクチン接種の際に、受付で母子手帳を確認して「水痘の接種から2週間しか空いていないから打てません」ということがありましたが、10月以降はそのようなことはなくなります。
他のワクチンと関係なく、インフルエンザワクチン同士の間隔だけを気にしてスケジュールを立てれば良いわけです。

今後のワクチン接種の予約をされる際の参考にして下さい。

 


インフルエンザワクチン接種について

投稿者 j_sugimoto 日時 2020年9月8日

今シーズン(2020/2021シーズン)の、当院でのインフルエンザワクチン接種について、以下のように決定しました。

<接種期間>

2020年 10月6日(火)~12月24日(木)まで

<接種時間枠>

月・火・水・金曜日:夕診で、一般診察と平行して接種を行います。
予約は(一般診察とは別で)16:00~18:00の日時予約です。

火・水・木・金曜日:朝診で、一般診察と平行して接種を行います。
予約は(一般診察とは別で)9:30~11:30の日時予約です。

(ご注意)

※予約枠は上記の時間帯で日時予約ですが、一般診察と平行して行いますので、接種時間は多少前後する事があります。
接種前後のご予定には充分な余裕をもってお越し下さい。

※昼診でのインフルエンザワクチン接種はありません。

<予約受付>

Web予約:9月23日(水)午後5時~予約受付開始。

※予約ができる時期になりましたら、インフルエンザワクチン予約専用のメニューが出現します。
※PC、携帯、スマホから利用可。当院の診察券をお持ちの方のみとなります。
 当院の診察券をお持ちでない方は、予約できません。

電話・窓口での予約はできません。


<予診票>

インフルエンザ予防接種予診票_v3.1.pdf

<料金>

3000円/回


<注意事項>

○当院では1歳未満の乳児には接種いたしません。

○12歳以下の方は、必ず2回分をまとめてご予約下さい。

○13歳以上の方は、原則として1回接種です。

○他のワクチンとの同時接種は行いません。

○インフルエンザワクチン接種と同時に保険診療や健診なども、行いません。

○公費負担(65歳以上など)には対応しておりません。

○卵アレルギーで完全除去中の方は、原則として接種しません。どうしても接種したいという方は、予約前に一度受診してご相談下さい。
 (少しでも卵を食べて症状がないことを確認できている方は通常通りに予約・接種できます)

○キャンセルされる場合は、必ずご自身でインターネット(web)でキャンセルされるか、クリニックまで電話でご連絡をお願いします。キャンセルされずに予約当日に来院されなかった(無断キャンセル)場合、以後のネット予約および当院でのワクチン接種ができなくなる場合があります。

○来院前にあらかじめ予診表に記入してお持ち頂ければワクチン接種がスムーズです。印刷できる環境がない方には、事前に窓口でお渡しすることもできますので、是非ご利用ください。

○例年、この時期にはインフルエンザ予防接種に関連するお電話でのお問い合わせや予約の申込みが非常に多く、急を要する問い合わせの電話が繋がらないなど、通常の診療に支障がでる事態となっているため、今シーズンはお電話や窓口での予約およびお問い合わせには原則として対応しないこととさせていただきます。ただし、急な病気などやむを得ない事情での予約変更やキャンセルに関しては、従来通りにお電話等でも対応させていただきます。

○Web予約のみですので、当院の診察券をお持ちでない方は予約できませんが、ごきょうだい・ご家族の方で当院の診察券(ID)をお持ちの方とお持ちでない方がおられ、一緒にインフルエンザワクチンの予約をしたいという場合は、事前に窓口でご相談下さい。


電子カルテを入れ替えました。

投稿者 j_sugimoto 日時 2020年8月17日

開業から使ってきた電子カルテですが、いろいろと思うところがあり、この度、新しい他の電子カルテに入れ替えることになりました。
この1週間の夏季休診期間を利用して、電子カルテの入れ替え作業を行いました。

電子カルテが変わると、診療内容は変わらなくても、画面の中のスイッチの場所などの入力方法が変わったりしますので、慣れるまでは時間がかかります。
また、以前の電子カルテからデータを自動で引き継げるものと、引き継げないものがあり、自動で引き継いだデータにも間違いがあってはいけないので、従来の電子カルテと突き合わせて間違いがないことを逐一確認しながら、診療や受付・会計作業を行うことになります。

そのため、スタッフ一同が新しい電子カルテに慣れるまでのしばらくの間は、待ち時間が長めになったり、私や他のスタッフの仕事ぶりが「もたついている」ように感じられることもあるかもしれません。

大変な思いをしてまで入れ替える必要があるの?と疑問に思われる方もおられるかもしれませんが、これも、より良い医療を提供するために長期的にみて必要なことだと判断してのことです。
皆様にはしばらくご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をどうかよろしくお願い致します。

 


2歳未満の赤ちゃんにマスクは危険

投稿者 j_sugimoto 日時 2020年5月27日

新型コロナウイルス感染症予防のためにマスクを着用することが一般化していますが、日本小児科医会から「2歳未満のこどもは、マスクは着用すべきではない」との声明が出ました。
小児科医として、赤ちゃんがマスクをつけるのはデメリットの方が大きいと思うけど、では何歳からマスクをつけるようにおすすめするのがいいかなあ、と悩んでいたのですが、日本小児科医会が基準を作ってくれたわけです。

理由としては、
・マスクそのものやおう吐物による窒息
・熱の放散の妨げ→熱中症の危険
・呼吸や心臓への負担の増加
・顔色や口唇色、表情の変化などへの気づきの遅れ
など、マスク着用による悪影響が心配されるからです。

また、世界の新型コロナウイルス小児感染症からわかってきたこととして、
・子どもが感染することは少なく、ほとんどが同居する家族からの感染である。
・子どもの重症例はきわめて少ない。
・学校、幼稚園や保育園におけるクラスター(集団)発生はほとんどない。
・感染した母親の妊娠・分娩でも母子ともに重症化の報告はほとんどない

以上を総合的に考えて、メリット・デメリットを秤にかけると、2歳未満のこどもはデメリットの方が大きい、というわけです。

ここから先は私の個人的な考えですが、では2歳になったら必ずマスクをした方が良いかというとそんなことはなく、ちゃんとつけないとあまり意味がないものでもあるので、「2歳からマスクしましょう」ということではなく、「2歳以下は危険なのでマスクはしない。2歳以上は状況に応じて適宜判断」と考えていただくのが良いと思います。

 


開院5周年

投稿者 j_sugimoto 日時 2020年5月3日

すぎもとキッズクリニックは、この5月1日をもちまして開院5周年を迎え、6年目に入りました。
当院を信頼して受診していただいている皆様、ご家族の方々、暖かく支えてくださっている地域の方々に、心から感謝いたします。

現在は新型コロナウイルス感染の拡大による緊急事態宣言などもあり、さまざまなご苦労をされている方も多いと思います。

当院でもできる限りの医療面でのご相談や対応、情報発信を行っていきたいと考えております。

小児科というのはもともと、感染症を診る機会のとても多い科です。普段から、圧倒的に多くの感染症に関わることが多いのが小児科医なのです。ですので、私のみならず、我々小児科医は、感染症のことは(「基礎」つまり研究室レベルの話ではなく、「臨床」つまり患者さんの診療において)かなり詳しい医師が多いです。
当院は、もともと開院前の設計段階から、新型コロナ流行に限らず、感染症対策は徹底的に考えていますので、その強みを生かした診療を行っています。

すぎもとキッズクリニックを今後ともよろしくお願いいたします。


乳幼児健診が延期されています

投稿者 j_sugimoto 日時 2020年4月26日

新型コロナの感染拡大の影響で、乳幼児の集団健診が中止になっています。私は月に1回、堺市の1歳半健診を担当していますが、先月と今月、「とりあえず中止」と連絡が来ただけです。今後どうなるのか、健診出来なかった子たちはどうするのか、という連絡はまだありません。感染拡大がある程度落ち着くまで、決めようがないのでしょう。

1歳半や3歳半の健診が1~2カ月遅れたくらいなら、まず、特に問題はないです。
4か月の乳児健診が遅れると、場合によっては、あんまり良くないことがあるかもしれません。体の成長はもちろん、もし病気があれば、発見と治療開始が遅れると、まずいこともありえます。

「健診」を希望されての診察は自費診療になってしまいます。これは、日本の健康保険はそういう決まりですので、窓口でいくらクレームを言われても、どうすることもできません。健診を保険でやるのは違法です。やってしまう医療機関が世の中にはあるという噂を聞いたことはありますが(本当かどうかは確認していません)、当院ではしません。
しかし、「○○が心配だから診て欲しい」ということなら堂々と保険診療として診察出来ます。結果的に病気があってもなくても保険診療です。病気を心配して受診して、診察の結果、特に病気はなかった。これは保険診療で認められています。「体重が増えないような気がして心配」「首が座らないから病気かも」「股関節の開きが悪いような気がする」などでの診察であれば、保険診療です。

当院の場合、今なら患者さんが少なく、感染症の患者さんも少ないので、待ち時間も少なめ、待合室で病気をもらってしまう心配はとても少ないと思います。
当院はもともと(コロナの流行に関わらず)感染対策のために、風邪などの感染症の症状のない方と、感染症の可能性がある方の待合スペースを分離していますので、受診をきっかけに病気をもらってしまう可能性はかなり少ないと思います。

もし、乳幼児健診を受けられていなくて、何か気になることがあるという方は、ぜひ、小児科を受診してみることをご検討ください。


皆様へ(新型コロナ関連)

投稿者 j_sugimoto 日時 2020年4月13日

新型コロナウイルス感染症に関連して、私が日々、外来で言っていることや、言いたかったけどなかなか言う機会がなかったことを、神奈川県医師会長の菊岡正和先生が、県民(一般)の方向けにとてもわかりやすく、メッセージを出して下さいました。

このメッセージはとてもわかりやすくて、もちろん神奈川県民のみならず、日本人全ての一人ひとりにとって、とても重要なことです。
以下に、引用させていただきます。
少しでも多くの皆様に、読んでいただきたいと思います。
決して「神奈川県民の皆様へだから、私には関係ないわ」と思わず、「日本人の皆様へ」、いえ、日本人でなくても日本に住んでいる人はみんな関係あるので、「日本にいる全ての皆様へ」と読み替えていただいて、ぜひ、心に刻んでいただきたいと思います。


---(以下引用)---

~ 神 奈 川 県 民 の 皆 様 へ ~
(神奈川県医師会からのお願い)

神奈川県医師会長 菊岡正和

◆侮らないで◆
連日の報道で、親も子供もストレスで大変ですとマスコミが取り上げてい
ます。だから、ストレス発散のために、外出したいという気持ちもわかります。
爆発的な感染拡大に若い人たちに危機感はないのは当然かもしれません。若
い人は感染しても比較的軽症ですむとの報道があるからです。しかし現実は
違います。若い人でも、重症化して一定数以上は死亡するのです。現実を見つ
めてください。
もし、自分の知り合いの人がコロナ感染症で亡くなられたらきっと哀しい
はずです。そして、亡くなった人にうつしたあなたが、入院せずに軽度ですん
でも本当に喜べるでしょうか。不用意に動き回るということは、その可能性を
増やしてしまうことなのです。今は我慢する時なのだということを、ぜひ理解
してください。出来るだけ冷静に、そして自分を大切に、そして周囲の人を大
切に考えてください。

◆ごまかされないで◆
この新しい未知のウイルスに、本当の専門家がいません。本当は誰もわから
ないのです。過去の類似のウイルスの経験のみですべてを語ろうとする危う
さがあります。そして専門家でもないコメンテーターが、まるでエンターテイ
ンメントのように同じような主張を繰り返しているテレビ報道があります。
視聴者の不安に寄り添うコメンテーターは、聞いていても視聴者の心情に心
地よく響くものです。不安や苛立ちかが多い時こそ、慎重に考えてください。
実際の診療現場の実情に即した意見かどうかがとても重要です。正しい考え
が、市民や県民に反映されないと不安だけが広まってしまいます。危機感だけ
あおり、感情的に的外れのお話を展開しているその時に、国籍を持たず、国境
を持たないウイルスは密やかに感染を拡大しているのです。
第一線で活躍している医師は、現場対応に追われてテレビに出ている時間
はありません。出演している医療関係者も長時間メディアに出てくる時間が
あれば、出来るだけ早く第一線の医療現場に戻ってきて、今現場で戦っている
医療従事者と一緒に奮闘すべきだろうと思います。

◆PCR検査の本当◆
医療関係者は、もうすでに感染のストレスの中で連日戦っています。その中
で、PCR検査を何が何でも数多くするべきだという人がいます。しかしなが
ら、新型コロナウイルスの PCR 検査の感度は高くて 70%程度です。つまり、
30%以上の人は感染しているのに「陰性」と判定され、「偽陰性」となります。
検査をすり抜けた感染者が必ずいることを、決して忘れないでください。
さっさとドライブスルー方式の検査をすればよいという人がいます。その
手技の途中で、手袋や保護服を一つひとつ交換しているのでしょうか。もし複
数の患者さんへ対応すると、二次感染の可能性も考えなければなりません。正
確で次の検査の人に二次感染の危険性が及ばないようにするには、一人の患
者さんの検査が終わったら、すべてのマスク・ゴーグル・保護服などを、検査
した本人も慎重に外側を触れないように脱いで、破棄処分しなければなりま
せん。マスク・保護服など必須装備が絶対的に不足する中、どうすればよいの
でしょうか。次の患者さんに感染させないようにするために、消毒や交換のた
め、30 分以上 1 時間近く必要となります。テレビなどのメディアに登場する
人は、本当のPCR検査の実情を知っているのでしょうか。そして、専門家と
いう人は実際にやったことがあるのでしょうか。

◆胸部レントゲン検査やCT検査の困難◆
胸部レントゲン検査や CT 検査を、もっと積極的にしないのは怠慢だとい
う人がいます。もし、疑われるとした患者さんを撮影したとすると、次の別の
患者さんを検査する予定となっても、その人が二次感染しないように、部屋全
体を換気するとともに装置をアルコール消毒しなければなりません。その作
業は 30 分以上、1 時間近く必要となります。アルコールが不足する中、どう
すればいいのでしょうか。メディアなどで主張する専門家やコメンテーター
は、そのようなことを考えたことがあるでしょうか。

◆医療機関の現状◆
今後感染のスピードが上がると、重症例も当然増えてきます。もし何百人も
の感染者が同時に出れば、その人たちを病院で治療しなければいけません。医
療機関のベッドは、またたく間に埋まってしまいます。それでも心筋梗塞や脳
梗塞やがんなどの患者さんに対しては、いつものように対応しなければなり
ません。今までと同じように医療は維持しなければならないのです。
軽症の人は、自宅や宿泊施設に移って静養や療養してもらい、少しでも新型
コロナ感染症の人のために、病院のベッドを空けるなどの素早い行動が必要
です。そして、新型コロナ感染者の治療が終わり、社会復帰しても良いという
ときこそ、素早くPCR検査をやって確認し、ベッドを開けなければなりませ
ん。そのためにも、少しでも時間が必要なのです。医療機関に時間をください。
コロナ感染者の増加を、少しでも緩やかなカーブにしなければ、医療は崩壊し
ます。

◆医療機関への偏見や差別◆
皆さんは、咳をしたり、熱が出ていたりする人が近くにいたら、きっと嫌な
顔をして、文句を言うか、離れていくことでしょう。今この時も医療関係者は、
コロナ感染の恐怖の中で戦っています。戦っている医療機関の医師や看護師
や事務職員にも、子供や孫、そして親はいます。その愛する人たちに、うつす
かもしれないという恐怖の内で、医療職という使命の中で戦っています。そし
て自分の子供が、バイキンと言われ、いじめにあうかもしれないという、悲し
みとも戦っています。
市中の診療所ならば、医師自身が罹ったら、当然一定期間休診にするばかり
でなく、診療所のすべてのスタッフやその家族の心配もしなければなりませ
ん。そして、自分の家族そのものに危害が及ぶことになります。実際に病院の
中で重症の患者さんの治療を毎日繰り返し繰り返し治療にあたり、家に帰っ
ても人工呼吸器の音が耳から離れず、懸命にしている立ち向かっている医師
や看護師の人たちのことを想像してください。そんな恐怖といら立ちと、そし
てストレスの毎日の中で生活しています。
わかってください。知ってください。理解してください。感染が拡大すれば、
誰もが感染者になります。そのとき、偏見や差別を受けたらどんな思いをする
のか、一人ひとりが賢明に考えて、不確かな情報に惑わされて。人を決して傷
つけないように、正しい情報に基づいた冷静な行動をするようにしてほしい
のです。まして、地域の医療機関の活動が差別意識で妨げられるようなこと
は、決してあってはならないことでしょう。

◆一緒に戦いましょう◆
もう少し、もう少し我慢して下さい。四週間、何か月いや一年以上になるか
もしれません。病と闘って生きていたいと、つらい治療と闘っている患者さん
もいます。生きていることだけでも幸せなのだと、ぜひ、ぜひ思ってください。
安易に外出して、密集、密閉、密接のところには絶対行かないでください。あ
なたの行動が、新しい患者さんを作ってしまうかもしれません。
お願いします。私たち医療従事者も、ストレスや恐怖に我慢して戦っていま
す。お願いします。皆さんはぜひ、我慢と闘って、我慢してください。戦いは、
長くてつらいかもしれませんが、みんなで手を取り合っていきましょう。

 


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