ブログ記事
あけましておめでとうございます
投稿者 j_sugimoto 日時 2025年1月2日
あけましておめでとうございます。
2025年も、より一層、良い医療を提供できるように、スタッフ一同、頑張ります。
新年は、1月4日(土)から診療いたします。
今年も「すぎもとキッズクリニック」をよろしくお願い致します。
2024年末のご挨拶
投稿者 j_sugimoto 日時 2024年12月30日
当院の2024年の診療は、12月28日(土)の診療で終了しました。
今年は、新型コロナについてはあまり騒がれなくなり、概ね「コロナ前」の生活が戻ってきたように感じています。
一方、医療現場としては、やはり完全に「コロナ前」の診療に戻すわけにはいきませんので、「ある程度の」感染対策はしながらの診療となっています。
感染症では、今年は、マイコプラズマ肺炎の流行が長期に続いたことと、年末のインフルエンザA型の感染の大流行が印象的でした。
保健医療の制度で大きなものとして、今年の10月から、長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)の選定療養の制度が始まったことがあげられます。これは、あらかじめ国が指定した長期収載品を処方・調剤した場合に、後発医薬品との差額の一部を患者さんに追加負担させる仕組みです。
医療証がある患者さんも、追加の費用は払わないといけないことになっています。
これは、事実上の「混合医療」の解禁に繋がってしまわないか・・・簡単に言えば、数年後には、先発医薬品だけでなく、検査も治療も、どんどん、保険診療ではできなくなり、まともな医療を受けようとすると何もかもが「差額を負担して下さい」ということになっていかないか、その点が非常に気になります。
今までの歴史をみると、一度始まったこのような制度は、どんどん拡大されて行くことが多いので、今後の政府の動向には要注意だと思っています。
もう一つの大きなものは、今年の12月から始まった、「保険証の廃止」「マイナ保険証を基本とする仕組みへの移行」です。
12月2日以降、従来の健康保険証は新たに発行されなくなりました。「マイナ保険証」を基本とする仕組みに移行しています。
有効期限が切れるまでの最長1年間は、従来の保険証も使えます。
今のところ、マイナ保険証で受付を行うシステムは、子ども医療医療証などには対応していませんので、患者さんにはマイナ保険証で受付を行ったうえで、医療証は別に提示していただく必要があるなど、混乱する要因になっています。資格確認を行うサーバーや回線などのシステムのトラブルも頻発していますので、今後、これらが、システム全体としてスムーズに使えるようになることを祈る気持ちです。
また、従来の保険証は、保険証を提示していただくのは月に1度で良かった(従来から受診の都度確認することが望ましいとはされていましたが、現場の運用として月に1回の確認で済ますことが許されていた)のですが、マイナ保険証は原則として受診の都度、マイナ保険証で受付をしていただく必要があります。
また、医療現場では薬不足が続いており、昨年もそうだったのですが、今年も薬不足が解消される目処が全く立たないまま、となっています。これは日本の保険医療の構造的な問題なので、今後もおそらくずっと続くと思います。
上記のように、国や制度のこと、あるいはそれ以外にも、日々、色々と思うところはありますが、その中で、より良い医療を提供するためにはどうするべきか、日々模索しています。これからも、地域の皆様のご期待に応えられるように、そしてより良い医療を提供できるように、スタッフ共々、より一層の努力と創意工夫を続けて参ります。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
それでは、良いお年をお迎えください。
クレーマーについて
投稿者 j_sugimoto 日時 2024年12月25日
最近、インフルエンザの流行もあり、患者さんが非常に多く、外来の順番予約を取るのが困難な状態が続いています。
そのせいか、「患者数で制限するなんてお前のところはそれでもビョウインか」「患者が診てくれって言うてんねんから断らずに診るのがお前らの仕事やろ」などのクレームを、電話などで言われる事態が連日続いています。
当然ながら医者である院長の私も、他のスタッフも、みんな人間です。
本人や家族がインフルエンザに罹患することもありますし、自分が休みの日には仕事以外の予定を入れていることもあります。
そんな中で、当院としては、診療を続けられるように、勤務を交代したり、プライベートの時間や予定を潰して犠牲にしたり、それぞれの家族に我慢してもらったりしながら、各スタッフに協力してもらって、なんとか日々診療しています。
当院のスタッフはひとり残らず例外なく、みんなとても協力的です。
そのような当院スタッフにとって、上記のようなクレームが、しかもその言い方が、どれだけ心を削られるものか、考えてみたことがありますか?
クレーマーの方は、むしろ、相手のこころを削るために、わざと心無い言葉を投げかけるのかもしれませんが。
医師(あるいは他のスタッフ)と患者さんの関係は、対等です。
少なくとも私はそういうポリシーでやっています。
決して、医師・医療者が偉いわけではありません。
ただし。
患者さんが偉いわけでもありません。
あくまでも対等な関係であると、当院としては考えています。
まして、受診されていない方は、まだ当院の患者さんですらありません。
電話で、あるいは対面で、お話をする場合。
口のききかたにはくれぐれも気をつけて下さい。
対等な相手に対して、「お前」呼ばわりをしますか?
「なんやその口のききかたは!!」と言っているあなた自身の今の口のききかたは、いかがですか?
今朝もクレームがありました。
朝診でワクチンを打ってほしかったのに、順番が取れなかったので打てない。今月中に打たないといけないのにどうしてくれるんだ。といった内容。
対応したのは他のスタッフでしたが、私が隣で聞いていました。
そのスタッフは途中で「なんやその口のききかたは!」とキレられ、そこから相手の罵詈雑言が始まりましたが、私からみる(聞いている)限り当院のそのスタッフは、常に敬語で丁寧に説明していました。
しかも、以前にも同じ方に説明したことのある同じ内容を、噛み砕いて、丁寧に。
私からみて、何らキレられるような内容ではありません。はっきり言って意味不明です。
自分の都合とワガママを押し付けたいだけにしか聞こえませんでした。
そして、電話の相手方の口のききかたの方がよほど問題があると感じました。
あれ以上の対応を求められても、当院では、無理です。
できる医療機関もきっとどこかにはあるでしょうから、ぜひご自身で納得の行く対応をしてくれる医療機関を探していただきたいと思っています。
当院の院内ルールにも問題がある(ルールを曲げてでも自分のワクチンを優先しろ)と言いたいのかもしれませんが、ワクチン接種に限らず、色々と理由があって院内ルールが出来ています。特定の方にゴネられたからといって、それを曲げることはありません。
全体からみて、そのような「クレーマー」な方は、本当にごくごく一部、1%にも満たない人たちであることは、もちろん理解しています。
しかしながら。
毎日120~130人の患者さんを診察していますので、その「1%にも満たない人たち」を毎日診察もしますし、そういう方は執拗に電話してきますので、当院スタッフは連日、「不当なクレーム」による被害にさらされています。
最近はもう、本当に毎日です。
はっきり、心を削られます。えぐられます。大変傷ついています。
経験のない方には理解できないほどに、傷つけられています。
繰り返しますが、私達医療機関のスタッフもみんな人間です。
そして、魚心あれば水心、です。
人間としての敬意と節度を持って接してくださる大多数の患者さんには、これからも、今まで通りにきちんと対応していきます。
しかし。
こちらから患者さんに謙れと言わないのと同様に、私達も患者さんに謙りません。
今後は、当院やスタッフのことを不当に下に見る、悪質なクレーマーと感じた場合、患者さんとしては扱わず、その時点で直ちに対応を打ち切り、以後の診療を一切お断りすることを、ここに宣言します。
さらに、対応打ち切りを通達したにもかかわらず、その後も繰り返し電話、あるいは窓口にこられた場合は、業務妨害その他の犯罪行為として直ちに警察に通報します。
以上、ご了承ください。
「患者の立場であれば、医療機関の人間に何を言っても何をしても許される」と思っていませんか?
決してそんなことはないですよ、と言いたい。
これを読まれて「もしかして私のことかしら」と不安になられた方がおられましたら、申し訳ありません、おそらくあなたのことではありません。
上にも書きましたように、そのようなクレーマーは本当にごくごく一部です。
大多数の方には関係ない話です。
しかしながら、なぜ、今回、私がこのブログという公の場にこの話を書こうと思ったのか。
その事情を汲み取っていただけると、嬉しく思います。
インフルエンザワクチン接種について(2024/2025シーズン)
投稿者 j_sugimoto 日時 2024年9月17日
今シーズン(2024/2025シーズン)の、当院でのインフルエンザワクチン接種について、以下のように決定しました。
<接種期間>
2024年 10月10日(木)~12月20日(金)まで
<接種時間枠>
月・火・水・金曜日:夕診で、一般診察と平行して接種を行います。
予約は16:00~18:00の日時予約です。
火・水・木・金曜日:朝診で、一般診察と平行して接種を行います。
予約は9:30~11:30の日時予約です。
完全予約制です。
予約無しで来院されても接種できません。
(ご注意)
※予約枠は上記の時間帯で日時予約ですが、一般診察と平行して行いますので、接種時間は多少前後する事があります。
接種前後のご予定には充分な余裕をもってお越し下さい。
※昼診でのインフルエンザワクチン接種はありません。
<予約受付>
Web予約:9月27日(金)19:00(午後7時)~予約受付開始
※予約ができる時期の少し前になりましたら、インフルエンザワクチン予約専用のメニューが出現します。
※PC、スマホから利用可。当院の診察券をお持ちの方のみ。
当院の診察券をお持ちでない方は、予約できません。
電話・窓口での予約はできません。
<予診票>
<料金>
3500円/回
<注意事項>
○当院では1歳未満の乳児には接種いたしません。
○12歳以下(13歳未満)の方は、予約システムの指示に従って、必ず2回分をまとめてご予約下さい。
○13歳以上の方は、1回接種です。
○他のワクチンとの同時接種は行いません。
○インフルエンザワクチン接種と同時の保険診療や健診なども、行いません。
○公費負担(65歳以上など)には一切対応しません。
○卵アレルギーで完全・厳密除去中の方は、原則として接種しません。どうしても接種したいという方は、予約前に一度受診してご相談下さい。
なお、少しでも卵を食べて症状がないことを確認できている方は通常通りに予約・接種できます。
○キャンセルされる場合は、必ずご自身でインターネット(web)でキャンセルされるか、当院まで電話でご連絡をお願いします。キャンセルされずに予約当日に来院されなかった(無断キャンセル)場合、以後のネット予約および当院でのワクチン接種ができなくなる場合があります。
○来院前にあらかじめ予診表に記入してお持ち頂ければワクチン接種がスムーズです。印刷できる環境がない方には、事前に窓口でお渡しすることもできますので、是非ご利用ください。
○例年、この時期にはインフルエンザ予防接種に関連するお電話でのお問い合わせや予約の申込みが非常に多く、通常の診療に大きな支障がでる事態となっているため、お電話や窓口での予約およびお問い合わせには一切対応しません。インフルエンザワクチンに関するお電話によるお問い合わせはくれぐれもご遠慮ください。
ただし、予約をされた後の、急な病気などやむを得ない事情での予約変更やキャンセルに関しては、お電話や窓口でも対応させていただきます。
○Web予約のみですので、当院の診察券をお持ちでない方は予約できません。ご了承ください。
○昨年までと料金が異なります。ご注意・ご了承ください。
2023年末のご挨拶
投稿者 j_sugimoto 日時 2023年12月30日
2023年の診療は、昨日、12月29日(金)の朝診で終了しました。
本年は、長く続いた「コロナ禍」と言われた状態から、5月に新型コロナウイルス感染症が5類に分類変更されたこともあり、2019年までのコロナ前の状態に近い日常生活が徐々に戻ってきました。
行事などの制約もかなり少なくなり、マスクマスクと言われることもなくなり、お子さん達が、子供らしい生活を送れるようになったことは、良いことだと感じています。
一方、医療現場としては、やはり完全に「コロナ前」の診療に戻すわけにはいきません。医療現場というのは、感染リスクが高い方(患者さん)が集まる場所でもありますから、これからも「ある程度の」感染対策は必要だと考えています。それは、受診される患者さん本人のためにも、他の患者さんたちのためにも、医療機関のスタッフのためにも、です。
ですので、ひきつづき、熱のある方、あるいは咳や鼻汁などの、感染症を強く疑わせる症状または他者に病気をうつしやすい症状のある方は、来院前の医療機関への連絡や、マスク着用などのいわゆる「咳エチケット」をはじめとした感染対策へのご協力をひきつづきよろしくお願いいたします。
また、特に最近は患者さんがとても多く、朝診・夕診ともに人数制限をさせていただく日が多くなってしまったことを申し訳なく思っています。できるだけ制限せずに診察したいという思いはあるのですが、診られる人数には限りがありますので、ご理解とご協力をどうかよろしくお願いいたします。
診療の際に「こんなに遅くまで診ていただいてありがとうございました」「診てもらえて助かりました」などと患者さんから声をかけていただくと、スタッフ一同、疲れが吹っ飛んでやりがいを感じています。患者さんに喜んでいただけることが、そしてそのように声をかけていただけることが、私達の何よりの報酬です。
これからも、地域の皆様のご期待に応えられるように、そしてより良い医療を提供できるように、スタッフ共々、より一層の努力と創意工夫を続けて参ります。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
それでは、良いお年をお迎えください。
オンライン資格確認とは何か
投稿者 j_sugimoto 日時 2023年10月30日
オンライン資格確認とは、保険資格の確認がオンラインでできる仕組みです。
マイナンバーカードを使う方法と、健康保険証による確認方法があり、マイナンバーカードのICチップの情報や、健康保険証の記号番号等を用いて、オンラインで健康保険の資格情報の確認ができる仕組みです。
2021年春に試験運用開始の後、2021年10月に本格運用がスタートし、当院では2022年11月25日より使えるようになりましたが、2023年4月からはオンライン資格確認の導入が「原則義務」になりました。
オンライン資格確認の導入が義務となっているのは、保険医療機関と保険薬局が対象です。
今のところ、訪問看護ステーション、整骨院、接骨院、鍼灸院、あんま・マッサージなどは対象外となっています。
原則義務というのは、特段の事情(機器や回線のトラブルで資格確認が出来ない、など)がない限り、保険診療を行う際には毎回、オンライン資格確認を行わないといけない、ということです。
このオンライン資格確認は、資格確認のための同意を患者さんから得る必要はありません。個人情報保護法で「法令に基づく場合」にあたるので、本人の同意を得る必要はないと国から通知が出ています。
マイナ保険証(マイナンバーカード)をご利用の場合、受付の機器を操作していただくと、毎回、特定健診・薬剤情報等の閲覧について、同意するかどうか尋ねる画面が出てきます。ここで同意するかどうかは患者さんの権利です。みられたくない場合は同意しないことも可能ですし、同意されなくても保険診療は行えます。
一方、オンライン資格確認に関しては、上記のように、患者さんの同意を得て行うものではないため、保険診療を行う際には、当院から同意を求めることなく、受付操作の一環としてオンライン資格確認を行います。
仮に、「オンライン資格確認に同意しません」と受付で申し出られた場合、保険診療そのものを拒否することになりますので、自費で診療を行うか、診療をせずにお帰りいただくか、ということになります。
「原則義務化」されているということは、オンライン資格確認をせずに保険診療を行うことは原則として出来ない、ということです。
こう説明すると、一部には、「原則ということは必須ではないのだから、なくても良い筈だ」と主張される方がおられますが、原則というのは例外が存在するという意味であり、国からの通知で、どういう場合には例外として扱って良い(オンライン資格確認をしなくても保険診療を行って良い)のか、という事例も示されています。
オンライン資格確認は本人の同意が必要ないものですので、「患者さんがオンライン資格確認に同意しない」ことをもって例外扱いにはなりません。どうしても拒否される場合、保険診療が行えないということになります。ご承知おき下さい。
インフルエンザワクチン接種について(2023/2024シーズン)
投稿者 j_sugimoto 日時 2023年9月11日
今シーズン(2023/2024シーズン)の、当院でのインフルエンザワクチン接種について、以下のように決定しました。
<接種期間>
2023年 10月12日(木)~12月22日(金)まで
<接種時間枠>
月・火・水・金曜日:夕診で、一般診察と平行して接種を行います。
予約は16:00~18:00の日時予約です。
火・水・木・金曜日:朝診で、一般診察と平行して接種を行います。
予約は9:30~11:30の日時予約です。
完全予約制です。
予約無しで来院されても接種できません。
(ご注意)
※予約枠は上記の時間帯で日時予約ですが、一般診察と平行して行いますので、接種時間は多少前後する事があります。
接種前後のご予定には充分な余裕をもってお越し下さい。
※昼診でのインフルエンザワクチン接種はありません。
<予約受付>
Web予約:9月22日(金)19:00(午後7時)~予約受付開始。
※予約ができる時期の少し前になりましたら、インフルエンザワクチン予約専用のメニューが出現します。
※PC、スマホから利用可。当院の診察券をお持ちの方のみとなります。
当院の診察券をお持ちでない方は、予約できません。
電話・窓口での予約はできません。
<予診票>
<料金>
3000円/回
<注意事項>
○当院では1歳未満の乳児には接種いたしません。
○12歳以下(13歳未満)の方は、必ず2回分をまとめてご予約下さい。
○13歳以上の方は、1回接種です。
○他のワクチンとの同時接種は行いません。
○インフルエンザワクチン接種と同時の保険診療や健診なども、行いません。
○公費負担(65歳以上など)には一切対応しておりません。
○卵アレルギーで完全・厳密除去中の方は、原則として接種しません。どうしても接種したいという方は、予約前に一度受診してご相談下さい。
なお、少しでも卵を食べて症状がないか軽微であることを確認できている方は通常通りに予約・接種できます。
○キャンセルされる場合は、必ずご自身でインターネット(web)でキャンセルされるか、クリニックまで電話でご連絡をお願いします。キャンセルされずに予約当日に来院されなかった(無断キャンセル)場合、以後のネット予約および当院でのワクチン接種ができなくなる場合があります。
○来院前にあらかじめ予診表に記入してお持ち頂ければワクチン接種がスムーズです。印刷できる環境がない方には、事前に窓口でお渡しすることもできますので、是非ご利用ください。
○例年、この時期にはインフルエンザ予防接種に関連するお電話でのお問い合わせや予約の申込みが非常に多く、通常の診療に大きな支障がでる事態となっているため、お電話や窓口での予約およびお問い合わせには対応しません。インフルエンザワクチンに関するお電話によるお問い合わせはくれぐれもご遠慮ください。
ただし、予約をされた後の、急な病気などやむを得ない事情での予約変更やキャンセルに関しては、お電話や窓口でも対応させていただきます。
○Web予約のみですので、当院の診察券をお持ちでない方は予約できません。ご了承ください。
暴言・暴力・迷惑行為への対応について
投稿者 j_sugimoto 日時 2023年7月24日
当院における、暴言・暴力・迷惑行為への対応・考え方について、あらためて明示させていただきます。
当院では、来院者および職員の安全を守り、診療を円滑に行うとともに、最善の医療を提供するために、以下のような暴言・暴力・迷惑行為、またはそれに類似する行為が認められた場合、診療をお断りし、退去を命ずる場合があります。
併せて、状況に応じて警察に介入を依頼したり、法的措置をとらせていただく場合があります。
予めご了承いただくと共に、ご理解とご協力をお願いします。
◯大声や奇声、暴言、または脅迫的な言動により、他の患者さんや来院者、当院の職員に迷惑や危険、危害および恐怖を与えること。(尊厳や人権・人格を傷つける行為)
◯来院者および当院職員に対する暴力行為、もしくはその恐れがある場合。
◯解決しがたい要求や、理不尽な要求を繰り返し、診療業務や職員の業務を妨げた場合。
◯当院職員の指示に従わず、診療業務や職員の業務を妨げた場合。
◯謝罪や謝罪文を強要すること。
◯職員にみだりに接触すること、卑猥な発言などの公然わいせつ行為、あるいはストーカー行為をすること。
◯正当な理由なく院内に立ち入り、長時間とどまること。または当院職員からの退去の指示に従わないこと。
◯院内の機器類の無断使用、持ち出し、または故意に破壊した場合。
◯当院の了承を得ずに撮影や録画・録音をすること。
◯その他、他の来院者や当院にとって迷惑と判断される行為、および診療業務に支障をきたす迷惑行為。
マイナ保険証・オンライン資格確認などについて
投稿者 j_sugimoto 日時 2023年5月28日
既報通り、当院では、令和4年11月25日より、マイナンバーカードの保険証利用(マイナ保険証)によるオンライン資格確認を行っています。
このご利用、あるいは保険診療について、あらためて注意事項を説明させていただきます。
■マイナンバーカードを保険証として利用するには事前登録が必要です。
マイナンバーカードを所有しているだけでは健康保険証として利用できません。
マイナポータルサイトかセブン銀行ATMなどで、保険証として利用するための事前登録を行ってください。
あるいは、当院で初めてマイナ保険証の受付を行う際に、画面に表示された手続きに従って登録を行って下さい。
■マイナ保険証は原則、受付ではお預かりできません。
マイナ保険証は健康保険証とは違い、受付にご提示いただくものではありません。
カードリーダーに置いていただき、ご自身でタッチパネルで受付操作をしていただく必要があります。
当院のスタッフが代理で操作することはできませんので、予めご了承ください。
■マイナ保険証は、受診ごとに毎回ご持参ください。
マイナ保険証は、デジタル庁及び厚生労働省の指示により、毎回ご持参いただき、マイナ受付をしていただく必要があります。
マイナ受付の際に、暗証番号か顔認証で本人確認を行います。
この認証には、失敗していい回数に制限があります。
規定の回数以上認証に失敗すると、マイナンバーカードの電子証明書にロックがかかり、使用できなくなります。
ロックの解除ができるのは、自治体の窓口のみです。
更に、認証エラーの回数は蓄積型です。
例えば当院で1回暗証番号を間違えて認証エラーをした場合、当院でも他の医療機関でも失敗できる回数は残り2回です。
医療機関が違ったり、日数が開いたりしても、エラーになった履歴は消えないそうです。
十分ご注意ください。
従来どおりの紙(あるいはプラスチックなど)の保険証を利用される場合にも、従来どおり、その月の初回の受診時には必ずご提示下さい。また、月の2回め以降も、受診の都度、オンライン資格確認(保険証が有効かどうかの確認)をさせていただき、もし保険情報が無効あるいは失効、該当なし等と表示された場合には、保険証の提示をお願いしますので、ご了承下さい。
■引き続き紙(あるいはプラスチックなど)の健康保険証も毎回ご持参いただいたほうが安心です。
マイナ保険証も、証明書の有効期限切れや破損、保険証の変更手続き前後など、利用できないことがあります。
マイナ保険証が使用できない場合には、健康保険証がないと、マイナンバーカードには保険情報は記載されていませんので、保険情報が一切確認できません。
その場合には、一時的に全額自己負担とさせていただきます。
なお現在までに、マイナ保険証が事実上利用できなかった事例として、保険証が切り替わる際(就業・離職・転職・転居等)に以下の現象がありました。
1)失効した古い保険証がオンライン資格確認では「有効」となってしまう
(考えられる理由)=失効した側の保険者が失効の登録をしていない
2)新しい健康保険証は既に持っているが、オンライン資格確認では「該当なし」となってしまう。
(考えられる理由)=新しい保険者がマイナ保険証に紐づける保険情報を登録していない
例えば、最近の例では、4月の初めに保護者が転職されたお子さんですが、5月20日を過ぎて受診された時点で、まだ新しい保険情報がオンライン資格確認で「有効」の確認ができませんでした。
その方の場合は、紙(プラスチック)の新しい保険証を持参しておられたので、そちらで受付をして保険診療を行うことができました。
保険証が手元に届いていても、保険者側でマイナポータルへの登録にタイムラグがあると、マイナンバーカードでは保険情報が確認できません。
その場合、紙(あるいはプラスチックなどの従来型の)保険証をお持ちいただければ保険診療で対応可能ですが、お持ちでない場合は一時的に自費による全額負担とさせていただき、後日有効な保険証をご持参いただいた時点で保険診療として清算させていただきます。
■医療証(受給者証)は必ずご持参・ご提示下さい
子ども医療医療証などの医療証の情報はマイナンバーカードでは取得できません。必ず持参して下さい。
■お薬手帳はご持参ください
マイナ保険証による情報取得に同意いただいた場合でも、直近1か月~2ヶ月の他院での処方内容は、マイナポータルのシステム上、取得できません。
マイナポータルで参照できるのはレセプト情報ですので、古い情報だけになります。
現在内服中の薬の情報はとても大切ですので、お薬手帳は必ずご持参ください。
あけましておめでとうございます。
投稿者 j_sugimoto 日時 2023年1月3日
あけましておめでとうございます。
2023年も、より一層、良い医療を提供できるように、スタッフ一同、頑張ります。
新年は、1月4日(水)から診療いたします。
今年も「すぎもとキッズクリニック」をよろしくお願い致します。
2022年末のご挨拶
投稿者 j_sugimoto 日時 2022年12月31日
2022年も大晦日になりました。当院が開院してから8回目の大晦日です。
12月29日(木)で当院の2022年の診療は終了しました。
今年も多くの患者さんに御来院頂き、誠にありがとうございました。
今年も、新型コロナウイルスに振り回された年でした。
特に今年は、オミクロン株が小児に感染しやすい変異を伴っていたため、年初から小児の感染者が急激に増えて、小児科の医療現場が多大な影響を受けました。
ただ、感染者は非常に多いものの、成人も含めて重症化率はデルタ株以前と比べてかなり低下したこともあり、徐々に世の中の雰囲気が、「ウィズコロナ」へと変化していることを感じる今日このごろです。
国・政府は、新型コロナを、インフルエンザと同等の指定感染症である5類感染症の扱いにすべきかどうかを議論しているようです。
当院は、常に、感染リスクを抑えながらより良い医療を提供するために、どうするのが現状ではベストなのか、日々考えながら診療を行っています。
これからも、地域の皆様のご期待に応えられるように、そしてより良い医療を提供できるように、スタッフ共々、より一層の努力と創意工夫を続けて参ります。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
それでは、良いお年をお迎えください。
新型コロナの療養期間について
投稿者 j_sugimoto 日時 2022年9月20日
先日、正確には2022年9月7日から、新型コロナウイルス陽性者の療養期間が変更(短縮)されました。
現時点での、新型コロナの濃厚接触者および陽性者の待機・隔離期間をまとめます。
○有症状者の場合
入院した場合としていない場合で療養期間が異なります。
・有症状かつ入院した場合
従来と同じです。
発症日を0日目とし、11日目に症状軽快から72時間経過していれば解除可。
高齢者施設に入所している人は、入院している場合と同様の療養期間です。
・有症状で入院しなかった場合(当院で診断された殆どの方がこれに該当します)
発症日を0日目とし、8日目に症状軽快から24時間経過していれば解除可。
解除に際して診察や検査は不要です。
また、検査をして陰性でも早く解除が可能になることはありません。
○無症状の場合(無症状陽性者のことです。発症した後で症状が軽快し、なくなった人のことではありません)
検体採取日を0日目とし、7日間の隔離ですので、8日目から解除可です。
ただし、5日目に検査キットで陰性を確認すれば6日目から解除可です。
なお、検査時に無症状だった人が途中で発熱等の症状が出現し、新型コロナを発症した場合、発症日を0日目として有症状陽性者扱い(隔離期間を設定し直し)となりますのでご注意ください。
また、当院では無症状の方への検査は行っておりませんので、当院で診断された方は無症状陽性者ではありません。
○濃厚接触者の場合
こちらは変更ありません。
最終接触日を0日目とし6日目に解除可です。
ただし、2日目と3日目の抗原定性検査で陰性が確認されれば、最短3日で待機解除が可能です。
当院では、隔離期間短縮のための検査(保険適応がないため自費検査です)は行っておりません。
また、注意していただきたいことは、殆どの方の隔離期間は上記のように、7日間(8日目に隔離解除)となっていますが、実は10日経過するまでは感染力が「そこそこ」あることがわかっています。
つまり、気をつけていないと、まだ、うつります。
このことに際して、政府の専門家会議でも問題視されており、例えば政府分科会の尾身茂会長も、「政府が7日間でよいと言えば完全に安全なのかというとそうではない。実際には、感染が広がるリスクが残っているという現実を、多くの一般の人に知ってもらわなければならず、それを伝えるのは政府の責任だ」「リスクがあるということを共通理解として持ってもらったうえで、リスクに対応した行動をお願いしたい。ウイルスが体からなくなるまでの間は、高齢者に会うなどリスクの高い行動を控えてもらう必要がある」と述べています。
それを受けてでしょう、厚生労働省からの通知では、上記の隔離期間の他に、
発症から10日間がたつまでは、
・検温など自分で健康状態を確認する
・高齢者など重症化リスクの高い人との接触や、施設への不要不急の訪問を避ける
・感染リスクの高い場所の利用、会食などを避ける
・マスク着用など自主的な感染予防の行動の徹底
を求めています。
つまり、7日目以降も、10日間が経過するまでの間は、ほかの人に感染させるリスクがあるということを意識して行動することが求められます。
現在、こども園や学校によって、陽性者の登園・登校までの日数が、7日のところと10日のところがあるのは、上記をふまえて各施設がそれぞれ判断しているわけです。
各ご家庭のご事情もあるでしょうが、ご自身が通園あるいは通学等している施設や職場の判断・決まりに従って下さい。