私が医学部、中でも小児科を志したきっかけは、自分自身が幼少時より気管支喘息(小児喘息)を患っており、いろいろと辛い思いをしたこと、その時に病院や医院で診察をうけて、「ありがたい」と思ったので、自分も小児科医になって、かつての自分と同じように苦しんでいる子供達の役に立ちたいと思うようになったからでした。
医師になり、小児科医として、感染症や内分泌疾患、免疫疾患など、急性疾患も慢性疾患も、軽症から重症疾患まで幅広く小児の診療に携わってきました。その中で、今でもアレルギー専門医が不足しているために、十分なコントロールやケアがされていない、気管支喘息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどのアレルギー疾患をもつ子供達の多さにある種の驚きを感じながら、当初の志のままに、アレルギー専門医になり、数多くのアレルギー疾患の子供達と関わってきました。
そして、この度、すぎもとキッズクリニックを開設させていただくことになりました。微力ながら、わずかでもこの地区の地域医療に貢献できればと思っております。
また、私自身も子育て真っ最中でもありますので、お父さんお母さん方の不安やお悩みに寄り添い、相談しやすい雰囲気作りを心がけて診療を行って参りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。