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新型コロナの療養期間について

先日、正確には2022年9月7日から、新型コロナウイルス陽性者の療養期間が変更(短縮)されました。 現時点での、新型コロナの濃厚接触者および陽性者の待機・隔離期間をまとめます。 ○有症状者の場合 入院した場合としていない場合で療養期間が異なります。 ・有症状かつ入院した場合 従来と同じです。 発症日を0日目とし、11日目に症状軽快から72時間経過していれば解除可。 高齢者施設に入所している人は、入院している場合と同様の療養期間です。 ・有症状で入院しなかった場合(当院で診断…
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_220920_1142/

コロナ検査の感度と特異度

今日は新型コロナの検査について書きます。 一般の方は、検査は100%正しいものと思い込む傾向があります。 もちろん、我々医師も、検査は100%正しくあって欲しいと痛切に思ってはいるのですが、残念ながら、そうはいきません。 例えば、コロナウイルスを疑って検査をしたが陰性だった。症状が続くので数日後に再検査したら陽性だった。こういう例を、殆どの方が聞いたことがあるでしょう。 芸能人でも数多く報道されていますし、身近な方にもそういう体験をした人がいるかもしれません。 例えば、家族の感染状況と症…
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_220220_1345/

新型コロナの検査について

1月26日に「お知らせ」にも書きましたが、昨今の新型コロナの感染拡大のため、全国的に検査の数が急激に増加、検査キットが大幅に不足しており、現在、検査がほぼできない状況にあります。 当院では、従来、「抗原定性検査キット」と、「ID NOW」というPCRに近い検査(厳密にはPCRとは違うのですがPCRと同等の核酸増幅法による検査)を院内でできる体制にしており、いずれも15分程度の待ち時間で結果がわかります。 症状や経過時間などを勘案して、必要に応じて使い分けていましたが、現在、どちらの検査キットも不足して…
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_220130_2120/

新型コロナと気管支喘息について

当院で特に治療に力を入れている病気に、気管支喘息があります。 今回は喘息と新型コロナについて、わかってきたことや考えられていることを、書いてみます。 気管支喘息を患っていることと新型コロナが重症化してしまうことにはあまり関連がなさそうとするデータがいくつも出ています。 そして、それ以上に(関連がなさそうという以上に)最近言われているのが、どうやら、新型コロナに感染した人の中には、喘息を持っている人の割合が少なく、喘息があって適切に治療(コントロール)されている人は、むしろ新型コロナにかかりに…
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_210627_1815/

新型コロナウイルスのワクチンについて(2021年6月13日時点)

最近、患者さん(正確にはその保護者)から、新型コロナワクチンに関しての質問が時々あります。 その時点での私の考えを交えてお話させていただいていますが、正直なお答えは、 「わからないことが多すぎて何とも言えません」 ということになります。 現在日本国内で使用されている新型コロナのワクチンは、新しいウイルスに対してのワクチンであるということだけでなく、ワクチンそのものが全く新しい、今までになかったタイプのワクチンです。 そして、通常は臨床治験を慎重に進めて様々な検討を繰り返しながら、実用化さ…
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_210613_1315/

2歳未満の赤ちゃんにマスクは危険

新型コロナウイルス感染症予防のためにマスクを着用することが一般化していますが、日本小児科医会から「2歳未満のこどもは、マスクは着用すべきではない」との声明が出ました。 小児科医として、赤ちゃんがマスクをつけるのはデメリットの方が大きいと思うけど、では何歳からマスクをつけるようにおすすめするのがいいかなあ、と悩んでいたのですが、日本小児科医会が基準を作ってくれたわけです。 理由としては、 ・マスクそのものやおう吐物による窒息 ・熱の放散の妨げ→熱中症の危険 ・呼吸や心臓への負担の増加 ・顔色…
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_200527_1000/

迅速検査を行わないことについて 詳細

前回のブログ記事で、鼻腔および咽頭からの迅速検査(インフルエンザや、溶連菌、アデノウイルス、RSウイルス、マイコプラズマなど)は行わない旨を書かせていただきました。 このことに関連して、患者さんに不満と不安を与えてしまわないように、今一度、現状の説明と、私の考えを、前回よりももう少し詳しく書かせていただきます。 もともと、インフルエンザの迅速検査は、必ずしも必要な検査ではないと、私は思っています。 例えば、発熱初期などで検査しても陰性、翌日に検査で陽性ということはしばしばあります。できるだけそれ…
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_200316_0150/

各種迅速検査について(新型コロナ関連)

新型コロナウイルスの医師への感染を防ぐためとして、厚生労働省および日本医師会から、インフルエンザをはじめとする各種迅速検査を行わないように、通知を出しました。 迅速検査は鼻や喉を綿棒でつつくことになるため、患者さんの咳やクシャミなどを誘発します。その結果、飛び散った飛沫により、その患者さんが新型コロナウイルスの感染者だった場合に、医師や看護師が感染してしまう可能性が高まる、というのが理由です。 もともと小児科は、マスクをしてくれない・できない子も多いし、診察の時点でこっちを向いて咳はするわ、痛いこ…
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_200314_0102/

新型コロナウイルス感染症の対応について

当院では新型コロナウイルス感染症の診断・治療はできません。 厚生労働省から「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安について」が公開されたこと、及び、大阪府の方針変更に伴い、堺市 帰国者・相談センターの名称および相談対象者が下記の通り変更となった旨の連絡がありました。 参考にしていただき、該当する場合、あるいは完全に該当しなくても、新型コロナ感染の可能性を強く疑う場合は、まずは「新型コロナ受診相談センター」にお問い合わせください。 (1)名称 【変更後】新型コロナ相談センター (…
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_200301_1410/

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