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ブログ記事

あけましておめでとうございます。

投稿者 j_sugimoto 日時 2019年1月3日

あけましておめでとうございます。

2019年も、より一層、良い医療を提供できるように、スタッフ一同、頑張ります。

新年は1月4日(金)から診療いたします。

今年も「すぎもとキッズクリニック」をよろしくお願い致します。


2018年末のご挨拶

投稿者 j_sugimoto 日時 2018年12月31日

今年も大晦日になりました。当院が開院してから4回目の大晦日です。
当院は、12月29日(土)で2018年の診療は終了しました。
今年も多くの患者さんに御来院頂き、誠にありがとうございました。
知人・友人からのご紹介の方、他の医療機関からのご紹介の方、ホームページを見ていただいた方など、当院の診療をご評価いただき、新患の方もかかりつけの方も、本当にたくさんの患者さんに御来院いただいていることを、とても嬉しく思っています。

今シーズンも昨年にひきつづき、インフルエンザワクチン不足で大変でした。
確保できるワクチン量が少なく、多くの希望する患者さんへの接種ができず、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

また、年内最終の診察日となる12月29日(土)には、初めての試みでしたが、診療を中断して30分間の休憩時間を頂きました。
世の中は「働き方改革」の時代です。
私は、眼の前の患者さんに対して全力をつくすために、ついつい「気合だ、根性だ」と突っ走ってしまいがちなのですが、クリニックとして、本当に少しでも多くの患者さんにより良い医療を提供するためには、と考えると、私(医師、院長)自身も、他のスタッフも、心身ともに良い状態を保つことが大切だと考えて、このような決断を致しました。
幸い、たくさんの患者さんにご理解とご協力を頂きまして、休憩をとったために診察時間が遅くなってしまったにも関わらず、クレームを言われることは一切なく、患者さんの方からも「こんな年末にこんな時間まで診ていただいてありがとうございます」といった労いのお言葉をたくさんいただき、院長・スタッフともに、疲れが吹っ飛ぶ思いで最後まで気持ちよく診療ができました。本当にありがとうございました。

今後、ますます、地域の皆様のご期待に応えられるように、そしてより良い、かつ正しい医療を提供できるように、スタッフ共々、より一層の努力と創意工夫を続ける所存です。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

それでは、良いお年をお迎えください。


インフルエンザワクチン接種について

投稿者 j_sugimoto 日時 2018年9月21日

今シーズン(2018/2019シーズン)の、当院でのインフルエンザワクチン接種について、以下のように決定しました。

<接種期間>

2018年 10月16日(火)~12月21日(金)まで

<接種時間枠>

月・火・水・金曜日:夕診で、一般診察と平行して接種を行います。
予約は(一般診察とは別で)16:00~18:30の日時予約です。(10分刻み)

火・水・木・金曜日:朝診で、一般診察と平行して接種を行います。
予約は(一般診察とは別で)9:30~11:30の日時予約です。(10分刻み)

(ご注意)

※予約枠は上記の時間帯で日時予約ですが、一般診察と平行して行いますので、接種時間は多少前後する事があります。
接種前後のご予定には充分な余裕をもってお越し下さい。

※昼診でのインフルエンザワクチン接種はありません。

<予約受付>

Web予約:9月27日(木)午前9時~予約受付開始。
※予約ができる時期になりましたら、インフルエンザワクチン予約専用のメニューが出現します。
※PC、携帯、スマホから利用可。当院の診察券をお持ちの方のみとなります。
 診察券をお持ちでない方は、下記の電話予約をご利用下さい。

電話・窓口での予約:10月4日(木)より開始
※電話・窓口での予約の受付は朝診(9:00~12:00)の時間帯に限ります。

<予診票>

インフルエンザ予防接種予診票_v2.0.pdf

<料金>

3000円/回


<注意事項>

○当院では1歳未満の乳児には接種いたしません。

○12歳以下の方は、必ず2回分をまとめてご予約下さい。

○他のワクチンとの同時接種は行いません。

○インフルエンザワクチン接種と同時に保険診療や健診なども、行いません。

○公費負担(65歳以上など)には対応しておりません。

○インフルエンザ以外のワクチンを直近で接種している方は、生ワクチンからは4週間、不活化ワクチンからは1週間、間隔を空ける必要があります。間隔が空いていない場合は、当日お越し頂いても接種できませんので、ご注意下さい。

○卵アレルギーで完全除去中の方は、予約前に一度受診してご相談下さい。

○キャンセルされる場合は、必ずご自身でインターネット(web)でキャンセルされるか、クリニックまで電話でご連絡をお願いします。キャンセルされずに予約当日に来院されなかった(無断キャンセル)場合、以後のネット予約および当院でのワクチン接種ができなくなる場合があります。

○来院前にあらかじめ予診表に記入してお持ち頂ければワクチン接種がスムーズです。印刷できる環境がない方には、事前に窓口でお渡しすることもできますので、是非ご利用ください。

○報道によると今シーズンのインフルエンザワクチンは不足していないと言われているようなのですが、当院では昨年同様に大変入手困難な状況となっており、充分なワクチン数が確保できていません。ありていに申し上げますと、全然足りない状況です。「予約しているのにワクチンがなくて接種できない」という事態を避けるために、ワクチン入手が確定した分だけの予約枠を開放しています。ワクチン入手のための努力は続けていますが、追加入手が困難な場合、早期に予約枠がいっぱいになり予約受付を終了せざるを得ない可能性があります。ご了承ください。

 


日本アレルギー学会学術大会に参加してきました

投稿者 j_sugimoto 日時 2018年7月1日

6月22日・23日とクリニックを休診させていただいて、22日から24日まで千葉で行われた第67回日本アレルギー学会学術大会に参加して来ました。

この学会は、アレルギー全般を扱う学会なので、小児科の他に、皮膚科、耳鼻科、眼科、内科などの診療科の医師達が集まります。
ですので、この日本アレルギー学会は、小児科以外のアレルギーの勉強も出来る、大変貴重な機会です。

医療は日進月歩ですので、常に勉強していないと、知識や診断・治療技術がどんどん古いものになってしまいます。
そのため、医師・医療者は、こういった学会に積極的に参加して、勉強する必要があります。

3日間、学会に参加してきまして、喘息や食物アレルギーについてはもちろんのことですが、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患について、最新の研究や診断・治療の話、他科のドクターの立場からの話や意見を聞くことができて、とても有意義でした。

これからも、アレルギー専門医として、できるだけ幅広い患者さんにより良い医療を提供できるように、しっかりと勉強し、頑張っていきたいと思います。


開院3周年

投稿者 j_sugimoto 日時 2018年5月6日

すぎもとキッズクリニックは、この5月1日をもちまして開院3周年を迎えました。
当院を信頼して受診していただいている皆様、ご家族の方々、暖かく迎えていただいた地域の方々に、心から感謝いたします。

思えば3年前、内覧会を行い、たくさんの方に足を運んでいただき、緊張の面持ちで開院当日を迎えたことは、まるで昨日のことのようによく覚えています。
開院後、無我夢中でやっているうちに、1年が過ぎ、2年が過ぎ、気が付けば3年が過ぎていた、というのが正直なところです。

昔からのことわざなどでは、3年を一区切りの目安と考えるものもいくつかありますが、当院にとって3年はあくまでも通過点であると捉えています。
当院には、まだまだ足りない部分があると思います。これからもみなさんの力をお借りして、さらに良いクリニックにしていきたい、と思っています。

すぎもとキッズクリニックを、今後ともどうぞよろしくお願い致します。


あけましておめでとうございます。

投稿者 j_sugimoto 日時 2018年1月3日

あけましておめでとうございます。

2018年も、より一層、良い医療を提供できるように、スタッフ一同、頑張ります。

新年は1月4日(木)から診療いたします。

今年も「すぎもとキッズクリニック」をよろしくお願い致します。


年末のご挨拶

投稿者 j_sugimoto 日時 2017年12月31日

今年も大晦日になりました。当院が開院してから3回目の大晦日です。
今年も多くの患者さんに御来院頂き、誠にありがとうございました。

今シーズンはインフルエンザワクチン不足で大変でした。
確保できるワクチン量が少なく、早々に予約を終了したため、多くの希望する患者さんへの接種ができず、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

当院は、12月29日(金)で2017年の診療は終了しました。

今現在、インフルエンザが、A型とB型が同時に流行しているのが特徴的です。
通常はこの時期にB型が流行ることはなく、春先から流行り始めることが多いのですが。
あと、ノロウイルスもある程度流行していますが、今年のノロウイルスは比較的症状が軽い人が多いようです。

インフルエンザB型はA型と比べると少し症状が緩やかなことが多いですが、それでも結構つらそうなお子さんもおられます。
お正月は元気に過ごせるご家族が多いと良いなぁ、と思っています。

また、インフルエンザのお子さんでも嘔吐のような腹部症状がみられることも珍しくありません。ノロかと思ったらインフルエンザだった、ということが時々あります。
通常、インフルエンザウイルスは腸管感染はしませんので、腹部症状からインフルエンザ感染を考えるのは理論からいうとちょっと不自然なのですが、実際にそのような患者さんがおられるので、理論の方が間違っているのかもしれませんね。

年末年始は帰省や初詣などで大移動がありますから、年明けにはインフルエンザが大規模に流行るかもしれません。ご注意ください。

できるだけ多くの患者さん達に満足して頂けるよう、来年も当院スタッフ一同、ますます頑張っていきますので、来年もどうぞよろしくお願い致します。

それでは、良いお年をお迎えください。

 


RSウイルスの検査について

投稿者 j_sugimoto 日時 2017年9月19日

現在、RSウイルス感染症が流行しています。

そして、当院のブログをいつも読んで下さっている方には、「またその話か」とうんざりする話を今日も書きます。
そうです、RSウイルスの検査についてのお話です。
何度か書いているお話ですが、また書かせて下さい。

先日来、よくある話なのですが、1例をあげます。

「風邪症状があるので、RSウイルスの検査をするように保育園に言われました」

2歳の男の子を連れたお母さんが、診察室で、そうおっしゃいました。

この男の子は確かに鼻水が出ています。
元気な表情で、全身状態・呼吸状態も良好です。

家での様子を聞くと、食欲は旺盛で、よく眠れ、よく遊ぶようです。
鼻水と、少し咳が出ますが、ひどい咳ではありません。

診察をしてみました。
胸の音は全く綺麗です。痰の絡む音もしていません。
口の中や喉にも異常所見はありません。

現在、RSウイルスが流行っています。
この子も、RSウイルスによる風邪の可能性が高いです。

(困ったな、どうしよう)

こう思うのは、私だけではないと思います。
世間では実にたくさんの小児科医が、この問題には頭を悩ませています。
小児科医の集まりで、よく話題に出ます。

ここでの対応として、いくつかの選択肢を考えてみます。


1)「仮にRSウイルスだとしても大丈夫ですよ。安心して保育園に行ってください」

この対応が、医学的には完全に正しいです。
喘息や慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患があれば稀に重症化することがありますが、普通は重症化しません。

しかし、今回は「子どもが大丈夫なのかどうか」はあまり重要ではありません。
このお母さんは、自分の子どもが大丈夫であることくらい分かっています。
こんなに元気な子どもが大丈夫でないわけがありません。
でも、「RSウイルスの検査をするように」と保育園に”命令されて”受診しています。
「RSウイルスの検査をしてもらえるかどうか」だけが大事なのです。
「仮にRSウイルスだとしても大丈夫ですよ」という対応だと、RSウイルスではないと保証もしてもらえず、「検査をしてもらえなかった」ということになり、もし親が納得してくれたとしても、保育園は納得してくれないのです。
医学的に正しくても、主治医(この場合は私)と親の間でもめるか、親が保育園との間でもめるか、です。


2)「検査するまでもありません。絶対にRSウイルスではありません」

「絶対にRSウイルスではない」という診断書を書けば、保育園は一応の納得をするかもしれません。
しかし、これは医学的には正しくありません。
RSウイルスは年長児や大人にとっては「鼻カゼ」ですので、RSウイルス感染の可能性があります。
「絶対にRSウイルスではない」という診断は、医学的には嘘になります。


3)「では、RSウイルスの検査をしましょう」

保育所の命令に素直に従った対応です。
医療はサービス業なのだと割り切ってしまえば、ある意味、正解のように見えます。

しかしこの対応にはとても大きな問題があります。

まず、2歳児のRSウイルス検査は、保険診療外です。
RSウイルス検査の保険適応は「1歳未満」です。
(入院中やシナジス適応など一部の例外はありますが)
2歳で入院していないお子さんは、RSウイルス検査の保険適応がありません。
適応がない場合は自費診療となります。
「検査だけ自費」というのは混合診療といって認められていませんので、診察料も全て自費になり、検査料と診察料を合わせてだいたい8000円くらいになります。

鼻水が出るたびに、全ての園児が、それだけの費用を負担して、RSウイルスの検査をするのでしょうか。

また、仮に自費検査を希望されて、結果が陰性だったとします。

陰性を確認したので、このお子さんは、保育園に登園できます。
ですが、例えば3日後もまだ鼻水が出ていたらどうでしょう。
「3日前にはRSウイルス検査は陰性でしたが、今も鼻水が続いているので、途中でRSウイルスにかかったかもしれません。また病院で検査をしてもらってください」と保育園に言われるかもしれません。RSかもしれない子を全て検査するべきと考えるのであれば、医学的には、前回の検査の後にRSウイルス感染をおこした可能性を考えるのは間違っていません。
そうなると、また同じだけ費用を払って検査をすることになります。
一体いつまで、どれぐらいの頻度で、検査をするのでしょうか。
保育園も、検査するように”命令”しながら、その問いに対する明確な答えは持っていないでしょう。


4)「RSウイルスの保険適応は1歳未満の子どもだけなので、検査できません」

保険適応外の診療というのは、現状の医学では不要とみなされているわけです。
これにも一定の議論や反論はあるとしても、少なくとも、国は不要だとみなしているわけです。
不要な検査だからこそ、保険適応外なのです。
ですから、医学的には、「保険適応外なので、できません」という対応は決して間違いではありません。

ですが、「できません」と突っぱねると、親はRSウイルス検査をしてくれる病院が見つかるまで他の医療機関を受診する(ドクターショッピング)だけです。
だって、保育園から「検査してくるように」と”命令”されているんですから。

そして、なんとか検査してくれる医療機関を見つけた後は、検査してくれなかった医療機関のことを「あのクリニックは、お願いした検査すらしてくれない」とママ友にお話するかもしれませんし、報告を受けた保育園の先生からも、「あのクリニックは必要な(と保育園が思った)検査すらしてくれないからやめた方が良い」と言われてしまうかもしれません。
つまり、正直な対応をしていると、その医院は評判が下がるかもしれません。


5)「すみません、うちは今、RSウイルスのキットがないので……」

検査はせずに済みます。ないと言われれば仕方ないでしょう。
そして、親はRSウイルス検査をしてくれる別の医療機関を探します。
つまり、全く意味がありません。


6)「検査をして来いなんて、どこの保育園ですか? 私から直接、連絡します」

いろいろと考えて、いろいろな経験もしましたが、結局は、これが正しい対応なのかなと今は考えています。
ただ、大変な手間暇がかかる可能性、さらに親御さんを巻き込んでややこしいやり取りになる可能性があるので、いつもできるとは限らない対応になります。

1歳以上の子供に、「RSウイルスの検査をしてきてください」という保育園の指示は、正しくありません。間違った指示です。
保育園から言っていいのは、「RSウイルスが流行っていて心配なので、医療機関を受診して診てもらって下さいね」までです。
保険適応のない子に対して「検査してきて下さい」とは、言い過ぎです。

お手紙やお電話では、なかなか、私達小児科医の意図は保育園の先生には正しく伝わらないでしょう。
できれば保育園の先生と直接会って、RSウイルスにどう付き合えばいいのかを話し合えれば一番良いのですが・・・。

保育園の先生が「RSウイルスが園内に流行するのを少しでも食い止めたい」と悩んでいることは、私にも伝わっています。そのお気持ちは素晴らしいことです、尊重します。
しかし、「風邪気味の子どもを徹底的にRSウイルス検査する」という方法は、医学的には正しくありません。はっきり言って、全く無意味なんです。
余計な混乱を生じさせ、親御さんを困らせるだけです。流行は防げません。
そもそも保育園の先生は、1歳以上の子どもに対するRSウイルス検査が保険適応外であることさえ知らないかもしれません。
あるいは、「検査しろ!」という風潮は、保育園の先生だけの意向ではないかもしれません。一部の保護者が「RSウイルスかもしれない園児を登園させるな!そんなのを登園させて野放しにしているからうちの子がRSウイルスにかかって迷惑してるんだ!どう責任取ってくれるんだ!」などと強く訴えていて、やむをえず保育園はたくさんの園児に検査を指示しているのかもしれません。
そうだとすると、保育園の先生にいくら説明しても、「わかってはいるんですが保育園としても困っていまして」と、埒が明かない可能性があります。
まさか園医の先生の指示だったり・・・まともな医者ならそんなこと言う筈がないので、いくらなんでもそれはないと信じたいですが・・・

当院から、保育園の先生あてに、「RSウイルス検査は1歳未満しか保険適応がないこと」「RSウイルス検査をしまくったところで、流行を食い止めることはできないこと」などを説明したお手紙を作ってみましたが、読んで理解してもらえるのか、「そんなことは知ってるけど一部の保護者のクレームに対処するには検査するしかないんだよね」とため息をつかれるだけに終わってしまうのか、さて、どうなんでしょう。


いろいろと書きましたが、当院では、1)+4)の対応をしていることが多く、どうしてもという場合には6)、ということになっています。


ともあれ、私の目の前にいるのは、保育園と小児科医(保険診療)の板挟みにあっている親御さんです。
保育園からは検査して来いと言われ、私からは検査はできない、する意味も保険適応もない、と言われる。
はっきりしているのは、親御さんは、完全な被害者です。

 


インフルエンザワクチン接種について

投稿者 j_sugimoto 日時 2017年9月14日

今シーズン(2017/2018シーズン)の、当院でのインフルエンザワクチン接種について、以下のように決定しました。

<接種期間>

2017年 10月16日(月)~12月22日(金)まで

<接種時間枠>

月・火・水・金曜日:夕診で、一般診察と平行して接種を行います。
予約は(一般診察とは別で)16:00~18:30の日時予約です。(10分刻み)

火・水・木・金曜日:朝診で、一般診察と平行して接種を行います。
予約は(一般診察とは別で)9:30~11:30の日時予約です。(10分刻み)

(ご注意)

※予約枠は上記の時間帯で日時予約ですが、一般診察と平行して行いますので、接種時間は多少前後する事があります。
接種前後のご予定には充分な余裕をもってお越し下さい。

※昨年・一昨年と火曜日の昼診でインフルエンザ専用の接種枠を設定しておりましたが、本年(今シーズン)は朝診での接種を行い、昼診でのインフルエンザワクチン接種はありません。

<予約受付>

Web予約:9月20日(水)午前9時~予約受付開始。
※予約ができる時期になりましたら、インフルエンザワクチン予約専用のメニューが出現します。
※PC、携帯、スマホから利用可。当院の診察券をお持ちの方のみとなります。
 診察券をお持ちでない方は、下記の電話予約をご利用下さい。

電話・窓口での予約:10月2日(月)より開始
※電話・窓口での予約の受付は朝診(9:00~12:00)の時間帯に限ります。

<予診票>

インフルエンザ予防接種予診票_v2.0.pdf

<料金>

3000円/回


<注意事項>

○当院では1歳未満の乳児には接種いたしません。

○12歳以下の方は、必ず2回分をまとめてご予約下さい。

○他のワクチンとの同時接種は行いません。

○インフルエンザワクチン接種と同時に保険診療や健診なども、行いません。

○公費負担(65歳以上など)には対応しておりません。

○インフルエンザ以外のワクチンを直近で接種している方は、生ワクチンからは4週間、不活化ワクチンからは1週間、間隔を空ける必要があります。間隔が空いていない場合は、当日お越し頂いても接種できませんので、ご注意下さい。

○卵アレルギーで完全除去中の方は、予約前に一度受診してご相談下さい。

○キャンセルされる場合は、必ずご自身でインターネット(web)でキャンセルされるか、クリニックまでご連絡をお願いします。キャンセルされずに予約当日に来院されなかった場合、以後のネット予約ができなくなる場合があります。

○来院前にあらかじめ予診表に記入してお持ち頂ければワクチン接種がスムーズです。印刷できる環境がない方には、事前に窓口でお渡しすることもできますので、是非ご利用ください。


喘息と水泳

投稿者 j_sugimoto 日時 2017年5月14日

小児喘息の改善法のひとつとして水泳があります。
水泳が良いと言われるのは、次のような理由によります。

(1)呼吸筋・呼吸機能を強化する事ができる
小児喘息の多くは大きくなれば治ると言われますが、それは成長とともに肺・呼吸機能が成長・発達するからです。
水泳は規則正しく呼吸をする事が基本になりますが、それが呼吸筋を強化し、呼吸機能を発達させます。

(2)肺活量を増やす事ができる
水泳は、呼吸筋を鍛えると共に、肺活量を増やす事ができます。肺活量を増やしておけば、発作が起きにくくなったり、発作が起きても軽症で済んだりします。

(3)気管支の収縮が起こりにくい
空気の乾燥は気管支の収縮を誘発し、発作を起こしやすくします。しかし、水泳は水中で行う運動なので、湿度が高く、発作が起きにくいです。

(4)水中では息を吐くのが楽にできる
喘息は、気道が狭くなって主に息が吐きにくくなる病気です。水中では、身体に水圧が加わることで、呼気時の気道内圧も上がるため、楽に息を吐くことができます。

(5)自律神経の鍛錬になる
水の中に入ったり出たりする事が皮膚への刺激になり、自律神経を鍛える事ができます。自律神経を鍛えると、発作が出にくくなります。

(6)体力がつき、風邪をひきにくくなる
水泳は、全身を鍛える事ができるので、体力がついて、食欲も増してきます。風邪をひきにくくなったり、ひいたとしても回復が早くなります。

水泳による小児喘息の改善効果は即効性はないことが多く、数ヶ月から数年程度続けた場合に少しずつ現れます。
また、重症児や運動誘発喘息の症状がある場合、稀に、かえって悪化するケースもあるので注意が必要です。

 


仮性アレルゲン

投稿者 j_sugimoto 日時 2017年4月2日

仮性アレルゲン、というのをご存知ですか。

食物アレルギーは、ある食品を食べた事により体が免疫反応を起こして化学物質を放出し、その結果として、アレルギー症状が出る事を言います。

一方、仮性アレルゲンは、その食品自体にアレルギーの時と同じ症状を引き起こす化学物質が含まれていて、それが直接体に作用します。

言い換えると、
・食物アレルギーは、食べ物をきっかけに自分の体が化学物質を作り出して症状が出る
・仮性アレルゲンは、食べ物に含まれる化学物質によって症状が出る
ということです。

仮性アレルゲンとなる化学物質と、含まれている食品の例をあげてみます。

○ヒスタミン(かゆみ、むくみ、蕁麻疹)
ほうれん草、なす、トマト、えのきたけ、たけのこ、さといもチーズ、そば、牛肉、馬肉、とうもろこし、など

○セロトニン(平滑筋の収縮、血管の収縮)
トマト、バナナ、キウイフルーツ、パイナップルなど

○アセチルコリン(自律神経失調、血管の拡張、気管支収縮=喘息症状)
やまいも、なす、トマト、たけのこ、里いも、クワイなど

○チラミン(血管収縮、血圧上昇、頭痛、動悸、発汗、吐き気・嘔吐)
チーズ、チョコレート、アボカド、バナナ、ナス、トマト、鶏レバーなど

○トリメチルアミンオキサイド(アレルギー反応を悪化させる)
カレイ、鱈、スズキ、イカ、エビ、カニなど

○サリチル酸化合物(アレルギー反応を悪化させる)
トマト、きゅうり、じゃがいも、いちご、りんご など

全てに「など」がついていますが、たくさんあります。
仮性アレルゲンとなる化学物質も、他にもまだまだ存在します。

仮性アレルゲンによる症状は、用量依存性がある、つまり大量に摂取したときに症状は強くなること、アレルギー症状は毎回は起こらないことが特徴です。
仮性アレルゲンによる症状か、食物アレルギーによる症状かを見分けるためには、血液検査がある程度有用です。
血液検査で絶対的なことがわかるわけではありませんが、参考になります。

対策としては、食材が古くなると化学物質が増えるものが多いので、食材は新鮮なものを調理に使用することが重要です。また、加熱すると症状が出にくくなることが多いので、加熱・湯切り・あく抜きなどの加工をしっかり行い、少量ずつ摂取することで、強い症状が出るのを防ぐことができます。
また、症状が出たことのある人は、体調が悪い時にはこれらの食品は摂取を控えるか、摂取量を少なくしてください。

 


血液型検査

投稿者 j_sugimoto 日時 2017年3月5日

以前には、生まれた病院で血液型を教えてもらうのが普通のことだった時代もありました。
しかし、最近では、赤ちゃんの血液型を調べない(検査しない)病院が一般的です。

赤ちゃんの血液型を検査しない理由の主なものは、生まれたばかりの新生児の血液にはお母さんからもらった抗体(移行抗体)があったり、自分自身の抗体が十分にできていないなど、検査結果が不安定になる要素があり、調べても正確な血液型が出ない場合があるからです。
血液型検査は1歳を過ぎてから行うのが「常識」となっています。

保育園や幼稚園、学校などの書類で、血液型を書く欄があり、外来で血液型検査を希望されることがあります。
理由を尋ねると「緊急時の輸血などに役立てるため」などと説明されることが多いようです。
しかし、医療機関側では保護者が告げた、あるいは過去の血液検査の結果による血液型を鵜呑みにしません。過去には、そういった情報により間違った血液型を輸血してしまった事例(異型輸血)がありますが、ほぼ全ての裁判で医療機関側が敗訴しています。

輸血をする場合は必ず血液型をその場で再検査し、そして、クロスマッチテストといって、もらう側と提供者との血液を混ぜあわせて問題がないかをチェックします。

ですから、事前に血液型を調べておいても、実は医学的には全く何の役にも立ちません。
血液型を知っていて役に立つのは、「血液型占いができる」ことぐらいです。それ以外の意味はほぼありません。

しかし、保育園などの提出書類にどうしても血液型の記載が必要で、書かないと受理してくれない場合は、O型、さらにRh式の記載も必要な場合は-(マイナス)と記載しておくと良いと思います。というのは、上にも書いたように今の日本ではあり得ないことだと思いますが、万が一、その情報だけで輸血を行うことになっても、本人の実際の血液型が何型であれ、O型Rhマイナスの血液であれば、輸血されても大丈夫だからです。
ただ、実際には、空欄にしておいてもまず問題なく受理されます。

そういうわけで、血液型検査「だけ」のために採血をするのは、子供が痛いのに得られる情報の価値が低く、極めてナンセンスです。
当院では血液型検査「だけ」のために採血をするのは基本、お断りしています。
おすすめは、何かの採血の時に「ついでに」血液型検査をすることです。
それなら、少し多めに血液をとるだけで、採血の痛さは全くかわりませんので、お薦めです。
ただし、今からすぐに輸血をする場合を除いて、血液型検査は保険診療は適応されません(自費診療になりますが、例外的に保険診療の時に同時に自費の血液型検査を行うことは認められています)ので、費用負担は発生します。

血液型を調べる機会がなく成長した場合、16歳を過ぎたらぜひ献血しましょう。献血の際には血液型はもちろん、その他の肝炎等の感染症もチェックしてもらえます。

 


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