小児喘息の改善法のひとつとして水泳があります。 水泳が良いと言われるのは、次のような理由によります。 (1)呼吸筋・呼吸機能を強化する事ができる 小児喘息の多くは大きくなれば治ると言われますが、それは成長とともに肺・呼吸機能が成長・発達するからです。 水泳は規則正しく呼吸をする事が基本になりますが、それが呼吸筋を強化し、呼吸機能を発達させます。 (2)肺活量を増やす事ができる 水泳は、呼吸筋を鍛えると共に、肺活量を増やす事ができます。肺活量を増やしておけば、発作が起きにくくなったり、発…https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_170514_1830/
夏休みは、花火・蚊取線香・お墓参り(お線香)・バーベキューなど、煙を吸ってしまう機会が増える季節でもあります。 さらに、実家に帰省したり旅行先では、客用の布団(=いつもと違う環境でホコリやダニが多い可能性が高い)で寝ることにもなります。 また、プール・海水浴・川遊びなどで、疲れが溜まりやすいという事情もあります。 疲れている状態で煙やホコリを吸ってしまうと、気管支喘息の発作を起こしやすいです。 また、実家に帰省していると、親戚のおじさん・おばさんも来ていて、「なんの気遣いもなく」目の前でタバコ…https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_150809_1200/
今日は喘息という病気の診断について書きます。 赤ちゃんや小さい子どもは、かぜをひいた時などにゼーゼーすることが、よくあります。 小児喘息はゼーゼーする病気です。しかし、赤ちゃんがゼーゼーしただけではすぐに「喘息」とは診断しません。それは、赤ちゃんがゼーゼーする病気には、喘息以外にも、色々な病気があるからです。 喘息の診断・治療ガイドラインでは、喘息の診断の目安は「呼気性喘鳴を3回以上繰り返す」こととされています。 呼気性喘鳴(こきせい ぜんめい)とは、息をはいている時にゼーゼー・ヒ…https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_150519_1045/
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