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新型コロナウイルス感染症の対応について

投稿者 j_sugimoto 日時 2020年3月1日

当院では新型コロナウイルス感染症の診断・治療はできません。


厚生労働省から「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安について」が公開されたこと、及び、大阪府の方針変更に伴い、堺市 帰国者・相談センターの名称および相談対象者が下記の通り変更となった旨の連絡がありました。
参考にしていただき、該当する場合、あるいは、新型コロナ感染の可能性を強く疑う場合は、まずは「新型コロナ受診相談センター」にお問い合わせください。

(1)名称 【変更後】新型コロナ相談センター

(2)相談対象者

1 風邪の症状や37.5℃前後の発熱が4日程度続いている。(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
2 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
3 高齢者や妊婦、基礎疾患等のある方は、1または2の状態が2日程度続く場合

○堺市 新型コロナ受診相談センター
【電話番号】 072-228-0239
【受付時間】 午前9時から午後5時30分(平日)
 上記以外の時間帯は、堺市役所時間外窓口(072-233-2800)経由により保健所職員に取り次ぎ
○厚生労働省 相談窓口
【電話番号】 0120-565653
【受付時間】 午前9時から午後9時まで(土日・祝日も対応)
○大阪府府民向け 相談窓口
【電話番号】 06-6944-8197
【受付時間】 午前9時から午後6時まで(土日・祝日も対応)

なお、現状では、上記の条件に該当する殆どの小児の方は、相談センターに連絡した結果、まずはかかりつけの医療機関を受診するように指示をされているようです。
小児の普通のかぜ(感冒、上気道炎)の殆どは、37.5℃前後の発熱が4日程度などの条件を満たしやすく、息苦しさや倦怠感もわかりにくいため、上記の基準で疑い出すとほとんどの小児のかぜは新型コロナの疑いということになってしまうので、これは当然というかやむを得ない部分は大きいと思います。
相談センターに相談された結果として当院を受診される場合、基本的に診察させていただきますが、「新型コロナを心配して相談センターに連絡したら、通常の医療機関を受診するように言われた」旨を受付時に必ずお申し出下さい。
その場合、院内の簡易隔離スペースあるいは隔離室にご案内させていただいたり、自動車の車内でお待ちいただくようにご案内する場合がありますが、必ず当院スタッフの指示に従って下さい。
当院スタッフの指示に従えない方・従わない方の診察はお断りし、直ちに退出していただきますのでご了承ください。

また、一部の報道などにより、新型コロナの新しい検査が開発されたとか、今月から保険で検査できるようになるとか、断片的な情報が報道されています。
いずれもそのこと自体は間違った情報ではありませんが、決して現時点あるいは今月中などの近い将来に「通常の医療機関で簡単に新型コロナの検査ができるようになる」という話ではありません。
当然のことながら、今後も少なくとも当面の間、当院のような通常の医療機関では新型コロナウイルス感染症の診断・治療はできない状態が続きます。

状況がかわりましたら、追ってご案内致します。

皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します。