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熱中症

投稿者 j_sugimoto 日時 2015年7月12日

熱中症とは、気温や湿度が高い環境によって、体温調節がうまくできなくなり、異常が起こる病気です。
そのため、熱中症は真夏だけではなく、急に気温や湿度が高くなる6月下旬ぐらいから、危険度が増してきます。
今のように、急に蒸し暑くなった時は、特に注意が必要です。
新生児や乳児・幼児期の小さなお子さんは体温の調節機能が未発達なため、熱中症になりやすいです。

熱中症の予防のためには、
・水分をこまめに補給しましょう。できれば塩分も補給できるイオン飲料が良いです。
・帽子をかぶり、風通しのよい涼しい服装をしましょう。
・背の低い子どもや、ベビーカーに乗っている赤ちゃんは、大人よりも地面からの照り返しを受けやすいため、注意が必要です。
・たとえ短時間でも自動車の車内にお子さんを残したまま離れるのはたいへん危険です。エアコンをつけていても、数分間だけでも、お子さんだけ車内に残すことは絶対にやめてください。

熱中症が疑われる症状は、
・顔がほてっている
・体が熱い
・汗が少なく、皮膚が乾燥気味
・泣き声が弱々しい、泣かない
・動かない
・おしっこが出ていない
・ぐったりしている
・おっぱい、ミルクを飲まない
・吐いている
・頭痛を訴える

上記のような症状が見られた場合、できるだけ涼しいところへ移動し、水をかけるなどして体を冷やして下さい。
症状が回復しない場合や、意識障害がある(ボーっとしている)場合、何度も吐いている場合はすぐに受診して下さい。
意識がない場合や、けいれんを起こした場合などは、すぐに救急車を呼んで下さい。

「日本体育協会」というところが、熱中症について詳しくわかりやすく書いてくれていますので、それもぜひ参考にして下さい。
http://www.japan-sports.or.jp/tabid/523/Default.aspx