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喘息の人は煙やホコリに要注意

投稿者 j_sugimoto 日時 2015年8月9日

もうすぐお子さんの夏休みも半分が経過しますね。お盆はお父さん・お母さんもお休みのご家庭も多いのではないでしょうか。

夏休みは、花火・蚊取線香・お墓参り(お線香)・バーベキューなど、煙を吸ってしまう機会が増える季節でもあります。

さらに、実家に規制したり旅行先では、客用の布団(=いつもと違う環境でホコリやダニが多い可能性が高い)で寝ることにもなります。
また、プール・海水浴・川遊びなどで、疲れが溜まりやすいという事情もあります。
疲れている状態で煙やホコリを吸ってしまうと、気管支喘息の発作を起こしやすいです。

また、実家に帰省していると、親戚のおじさん・おばさんも来ていて、「なんの気遣いもなく」目の前でタバコを吸い始めることもあります。
タバコの煙も喘息のお子さんには非常に有害です。

気管支喘息をもっている人(子供・大人を問わず)は、気管支粘膜に慢性的な炎症が起こっています。そのため、気管支の粘膜が煙やホコリなどの刺激にとても過敏な状態になっています。

いったん発作がおこってしまうと、日常生活に支障をきたし、症状を抑え込むためには、たくさんの薬が必要になります。
予期せぬ発作で苦労しないために、夏休みもしっかり予防薬を使い(吸入・内服)、煙やホコリには十分に気をつけて、楽しい夏休み・お盆休みを過ごしましょう。

 なお、ホームページの「お知らせ」で告知していますように、当院は8月13日(木)から15日(土)までお休みをいただきます(16日(日)までお休みになります)。よろしくお願いします。