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みずいぼ

「水いぼ」とは、正式には伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)と呼ばれる伝染性の皮膚の病気です。 ポックスウイルスというウイルスが皮膚に感染することにより発生します。 水いぼ自体は通常は痛みや痒みのあるものではありませんが、時々、周囲の皮膚に痒い湿疹を生じる「軟属腫反応」というものにより、かゆみを伴うことがあります。 また、かきやぶることで、細菌感染を起こして、膿痂疹(とびひ)になったりすることがあります。 水いぼは、平均すると数か月で自然治癒します。 しかし、自然治癒までの期間はまちまち…
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_150628_2200/

口腔アレルギー症候群

「口腔アレルギー症候群」というものがあります。 最近は果物や野菜のアレルギーが増えてきています。 果物・野菜などの食物を食べると、直接触れたくちびるや舌、のどの奥がかゆくなったり、腫れたりします。これを「口腔アレルギー症候群」と言います。 ほとんどが、口や口腔内、のど、顔の症状だけで済みますが、ひどい場合は、じんましんが出たり、目や鼻の花粉様の症状や、吐き気、腹痛や下痢、気管支喘息の発作を起こしたり、最悪の場合はアナフィラキシーを起こし命に関わる場合もあります。 基本的には、原因となるものが粘…
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_150627_1320/

なぜワクチンを接種するのか

なぜワクチンを接種するのか できるだけワクチンを打ちたくない、と言われる親御さんが、時々いらっしゃいます。 その気持ちは分からなくはありません。 ワクチンにもデメリット(副反応など)はあります。 しかし、ワクチンに限らず、医療行為というのは全て、メリットとデメリットを天秤にかけて、メリットが大きいと判断されるから行われます。 そもそも何故ワクチンを接種しなければならないのか。 そう質問をされたとき、私はこう答えます。 「子供を死なせないためです」「子供を守るためです」 …
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_150606_2150/

喘息の診断について(1)

今日は喘息という病気の診断について書きます。 赤ちゃんや小さい子どもは、かぜをひいた時などにゼーゼーすることが、よくあります。 小児喘息はゼーゼーする病気です。しかし、赤ちゃんがゼーゼーしただけではすぐに「喘息」とは診断しません。それは、赤ちゃんがゼーゼーする病気には、喘息以外にも、色々な病気があるからです。 喘息の診断・治療ガイドラインでは、喘息の診断の目安は「呼気性喘鳴を3回以上繰り返す」こととされています。 呼気性喘鳴(こきせい ぜんめい)とは、息をはいている時にゼーゼー・ヒ…
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_150519_1045/

嘔吐・下痢症について

赤ちゃんや子どもの急性胃腸炎は嘔吐と下痢が主な症状で、細菌性の胃腸炎の場合もありますが、殆どがウィルス性胃腸炎です。ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルス、などが主な原因ウイルスです。
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_150510_1048/

食物アレルギー②乳児湿疹との関係

食物アレルギーを防ぐためには、湿疹・皮膚炎をしっかりとコントロールすることが重要です。しっかりコントロールして、赤ちゃんの肌からさまざまな異物を入れないようにする、ということですね。 具体的には、 一つには、ステロイド軟膏などを用いて、皮膚の炎症をしっかりと抑えてやること。 そして、一つには、保湿剤を適切に用いて、皮膚を強く保つこと。 そういったスキンケアが、とても大切です。
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_150506_1557/

食物依存性運動誘発アナフィラキシー

食物アレルギーの中に、「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」という病態があります。 ある特定の食べ物を食べた後に運動することによって、アナフィラキシー状態が引き起こされる病気です。 運動の強さは、サッカーやバスケットやテニスなどの、激しい運動により引き起こされることが多いのですが、散歩などの軽い運動で起きることもあります。
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_150505_1609/

食物アレルギー①

血液検査はもちろん大切です。 大いに参考になります。 ただ、残念ながら、100%確実なものではありません。 私は、今の医学の限界であると考えています。将来、もっと研究が進んで、さらに有用な検査が出てくる可能性はありますが、少なくとも現在使われている血液検査は、「参考」にはなりますが、「完全にわかる」わけではありません。 検査の値が相当高い時には要注意ですが、高くても食べることができる場合もあります。 逆に、検査の値が低くても、アナフィラキシーなどの激しい症状が出ることがあります。 …
https://sugimoto-kids-clinic.com/clinic/index.php/blog/blog_150503_2115/

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